算数科「水のかさをはかってあらわそう」(2年生)
お待たせしました!
まずは、先週金曜日に行われました2年生の算数の授業の様子をお知らせします。
2年生算数「水のかさをはかってあらわそう」の授業を行いました。授業研究の時間として、先生方みんなで参観しました。
2つのペットボトルに入った水のかさのちがいをくらべるために、班ごとに、紙コップ何杯分違うのかを調べたのですが・・・
全グループが同じようにちがいを表せません。
それぞれの班の中では、同じ大きさのコップを使ってはかったはずなのですが…
子供たちはどうしてなのか、他の班と比べながら考えました。
「班の中では同じだったけど、他の班とは紙コップの大きさが違うよ!」
他の班とは大きさが異なる紙コップではかっていたために、グループによって、表し方に違いが出てしまったことが分かりました。
水の量のちがいを、どの班も同じようにあらわせるようにするには、どうすればいいのかなぁ…
「そういえば、長さの勉強の時に、同じようなことを考えたよ!(水の量の場合も)cmと同じようなはかり方があるかも・・・」
これまでに学習したことを生かして、考えを深めます。
その通り!長さの学習の時と同じように、「dL(デシリットル)」という共通の単位があることを知りました。
「dL(デシリットル)、かき方が少し難しいね。でもかけそうだよ!」
「ペットボトルの水のかさは、何dLだったのかな。ちがいは何dLかな。」
「何dLあるのか、はかってみたい!」「先生、次の時間も続きがしたいよ。」
子供たちは次の算数の時間が楽しみでなりません!子供たちの知的好奇心はどんどん高まっていました。
水の量をはかるにも、普遍単位(dLやL、mLなど)が必要であることを実感できた授業でした。
公式やきまりの意味を理解できたり、必要感を感じたりできるような
「考える算数の授業」をこれからも工夫していこうと、先生方で話し合うことができた授業でした。