こんなことがありました

NEW 半旗~東日本大震災から11年

【昼の放送で校長が話したこと】

 今日は、校庭の旗の上げ方がなんだか変だなと思った人はいませんか。

そうです。旗が上まであがっていませんね。これは、半旗といって、国に悲しい事があったときの旗の揚げ方です。

 11年前の今日、3月11日、今日と同じ金曜日の午後2時46分に、立っていられないほど大きく揺れる大地震が起こりました。その後「東日本大震災」と呼ばれることになりましたが、いわき市にも、もちろん私たちの小川町にも、大きな影響がありました。揺れでつぶれてしまった家もありました。それから、大津波がきて、飲み込まれてしまった家もありました。悲しい事に、命を落としてしまった人もいました。さらに、原子力発電所の事故が起こり、自分の家を離れて生活しなければならない人もたくさんいました。

 当時、みなさんはまだ小さくて、覚えていないことでしょう。また、生まれていなかった人も多いですね。みなさんの家のお父さん、お母さん、お祖父ちゃん、お祖母ちゃん達は、とても大変な思いをして生活しましたし、子供も学校へ行くことができませんでした。(6年生は3月23日に卒業式ができず、4月になって中学生になってから小学校へ来て卒業式を行った学校が多かったです。)

 今日はこの後、テレビでも東日本大震災について放映されることが多いと思います。みなさんもぜひその様子を見て、東日本大震災について知ってほしいと思います。

 ~ 学校へ来て、勉強できる幸せを感じてほしいと願っています ~ 

※ 一部、加筆修正しました。