こんなことがありました

せんせい、じけんです!(今日の広畑)

先日も体育館にハチがいると大騒ぎで呼びに来た子どもたち。今日は校庭のど真ん中でトマトを見つけたそうです。しかも、穴が開いているとのこと。きっと誰かがいたずらしたんですよ、せんせい!と本校のコナン君は犯人捜しに取りかかろうとしています。

これって、ぎんなんの赤いやつじゃないの?とぼけてみたところ、黙って指さしたのがこちら。

素直な子どもたちとはいえ、さすがにそんな戯言を信してくれないので、本当のことを教えてみました。

うちの学校のトマトは中だまで、霜の降りるまで元気に実をつけるのですが、夏頃からその実のおいしいところだけを食べていくタバゴガという蛾の幼虫がいて、トマトの実がへこんでいたり、黒い点がついていたりしたら、それは蛾の幼虫が中身を食べたあとだということ。その幼虫を小鳥や時にはカラスが捕まえて食べるということ。このトマトをここまで運んだのはおそらくカラス・・・

そこまで話したら、すでに子どもたちは姿を消し、校庭で走っていたのでした。

事件の時しか声をかけてもらえない校長なのでした。