こんなことがありました

鑑賞教室「しあわせの王子」

 今日は、劇団による鑑賞教室が開かれました。
 演劇名は「しあわせの王子」。わがままで贅沢好きな王子が天罰として宝石類を身に付けた銅像にさせられてしまいします。銅像として領地内の人々の暮らしを見ると、とても苦しい生活をしている村人がたくさんいることに気付かされます。そこで、自分は動けないので、たまたま自分のところに止まったツバメに、自分の目である宝石や服である金箔を困っている人に配達させて救ってやります。人々の喜ぶ姿にやさしさや思いやりの心が芽生えます。いつしかすべてを失い、人のために尽くす喜びを抱きながら本当に天国に召されます。
 悲しくも心温まるお話、そして迫力ある舞台装置と繊細な演劇に子どもたちは夢中で見入っていました。とても実りのある鑑賞教室になりました。