スチューデント・シティ(5年生)
本日、5年生が体験型経済教育施設 Elemにおいて、「スチューデント・シティ」というプログラムを体験しました。この施設は、東日本大震災後の「カタールフレンド基金」により建設された施設で、アラビア語で「教育」を意味する「Elem」と名付けられたそうです。
コンパクトに再現した街の中で、子供たちが「売り手」と「買い手」、企業間の協力など、市場流通の仕組みや経済の働きを学ぶプログラムです。
この「シミュレーション・シティ」を作るには、多彩な活動を支える多くの大人の協力が必要となります。本校からも9名の保護者の皆様にボランティアとしてご協力いただきました。
1回目の社内会議を終え、制服を着ていよいよお仕事(第1ピリオド)の開始です。初めにショッピングをするグループは、まずは市役所で住民登録を行います。
2度目の社内会議では、1回目の反省をふまえ、改善点を話し合います。仕事がうまく回らなかったところの改善策や、売り上げを伸ばすための工夫等について話し合いました。
第2ピリオドでは、販売促進のため、ホワイトボードを使った宣伝広告や、新聞への広告掲載、他社とのコラボ企画など、様々な工夫・改善がなされ、断然活気が出てきました。
給与を銀行で電子マネーに交換し、交代で買い物をします。上手に使い切るため、メモで確認しながら買い物をすすめます。
午前の部終了。ランチタイムです。慣れない仕事に、子供たちは口々に「疲れたー」と話しながら、美味しいお弁当をほおばっていました。
昼食後、3回目の社内会議を開き、第3ピリオドに向かいます。
短い時間で、市場経済や流通の仕組み等を学ぶのは難しいことですが、この活動を通して、社会の仕組みの一端を知り、「社会は相互に支え合うことで成立している」ということ等を感じてくれたらいいなあ、と思います。
ボランティアスタッフとしてご参加いただいた皆様には、昼食をはさみ、最後までご協力いただきました。 お忙しい中、ありがとうございました。
※ 「スチューデントシティ―」は、ジュニア・アチーブメント日本のプログラムであり、いわき市教育委員会との共催事業です。
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