高久小学校 日記

スポーツこころのプロジェクト

 3・4校時、5年生を対象に「スポーツこころのプロジェクト」特別授業を行いました。

 今回の夢先生は、2006年トリノオリンピックに、バイアスロン競技で出場された 蛯沢 大輔 先生 です。はじめに、バイアスロン競技を知るために、モデルガンで体験しました。的は実物大ですが、実際には50m離れた位置から撃つそうです!

 その後、先生と一緒に楽しい「チームワークゲーム」をしました。

 「だるまさんが転んだ」に似たゲームで、鬼役の手からボールが離れている間だけ動くことができるルールです。みんなで手をつないで、既定の回数で目的の場所を目指します。

 ※ゲームの様子を「動画Contents」ページでご覧ください。

 何度も作戦会議を重ね、アイデアを出し合い、協力しながらゴールを目指しました。

 ※ 作戦会議の様子を「動画Contents」ページでご覧ください。

 このゲームを通して、仲間を思いやること、協力すること、目標を持ってあきらめずにチャレンジすることの大切さを学びました。

 4校時目は、教室で夢先生の半生についてお話を伺いました。運動が苦手だった幼少期、才能が開花し自信を持った小学5年生、自信が慢心になり結果が出なくなった中学時代、高校時代、先輩からのいやがらせを克服し、がむしゃらに練習してつかんだインターハイ優勝。そんな、成功と挫折を繰り返す中で見えたもの、それが、「努力は裏切らない」ということでした。

 子供たちは、先生の生き方に共感したり感心したりしながら、真剣に耳を傾けていました。

 無理なお願いを快く受けて下さり、特別に時間を割いて、子供たちと一緒に給食を召し上がってくださいました。

 蛯沢先生もスタッフの西山様、佐藤様も、周りの人間をあっという間にひきつけてしまう、とても陽気で温かな素敵な方々でした。

 「目標を持ち、それに向かって努力する」蛯沢先生の言葉を、私たち教員も胸に刻んで邁進していきたいと思います。お忙しい中、素晴らしい時間をありがとうございました。