高久小学校 日記

算数科研究授業(5年)

 3校時に、5年生で算数科の研究授業を行いました。「分母の違う分数のたし算」の計算の仕方を考える授業です。

 開けてしまった2本のジュースの残りは、合わせてどの位なんだろう?という問題場面を、実物を使って正しく理解させます。

 1/5と1/2、どちらのマスに合わせてみても、よく分かりません。子供たちは、既習事項を生かして「通分して考える」「小数に直して考える」「図で考える」という方法を考え、自力解決を図ります。

 全体での「学び合い」で、共通点や相違点等について比較・検討、整理・統合を図りながら、「CLEAR」(すっきり・簡単・いつでも使える・分かりやすい・論理的)な考え方について意見を出し合い、理解を深めます。

 「通分(7/10)と、小数に直す(0.7)、どちらの方法がCLEARか?」という問いには「小数!」の方が多数を閉まましたが、「 1/2 + 1/3 = 」という問題で、1/3=0.333333・・・・「いつでも使えない!」ということに気づき、通分の考え方が「CLEAR」な考えであるという結論に至りました。

 『学力向上に責任を果たす』ため、「主体的対話的で深い学び」の具現化に向け、日々研究を重ねています。