高久小学校 日記

点字教室<4年>

 昨日、4年生で「点字教室」を行いました。「いわき点訳グループ」 岡田 美子 様宍戸 栄子 様にお越しいただき、点字の歴史や由来、点字の成り立ち等について、ご指導いただきました。

 まずは、点字表を見ながら、点字が打たれてあるシートを触って「あ・い・う・え・お」等を読んでみました。

 子供たちも、点字盤を使って、実際に点字を打ってみました。点字は、裏側から打ち出すため、「書く」(裏側から打ち出す)ときには、「読む」(凸部を手で触る)ときの逆(左右対称)で打たなくてはなりまん。これが難しい・・・。

 点字盤に用紙を置き、専用の定規をセットして、一点一点打っていきます。

 打ち方が弱いと凸部が読み取りにくくなり、強すぎると穴が開いてしまいます。注意しながら、一点一点丁寧に打っていきました。

 真剣な表情で集中して取り組む子供たちに、先生方からもお褒めの言葉をいただきました。みんなとても上手に打てました。

 点字を打つのも読むのも、いかに大変か…。この活動を通して、子供たちは目が不自由な方々の苦労の一端を知ることができました。こうした活動を重ねることで、子供たちの心に、ノーマライゼーション(障害を持つ人と持たない人とが平等に生活する社会を実現させる考え方)の心が育っていくことを願っています。