センターの研修等

不登校対策講座(前期)

 8月4日(金)に、FR教育臨床研究所 所長 花輪敏男先生を講師に、不登校対策講座(前期)を行いました。

 不登校の児童生徒に学校としてどのように関わることが望ましいのか?家庭にできることは?担任としてどのように声をかけたらいいのか?これまで経験で取り組みがちであった不登校対策について、具体例を基にわかりやすく説明をしていただきました。

 研修者からは「不登校対策は学校が主体になることを理解した」「児童生徒に本気で向き合うことが大切である」「不登校児童生徒ばかりではなく、学校に登校している児童生徒に対する支援にも応用できると感じた」など、意欲的な感想が多く挙げられました。

 いわきの子どもたちの健やかな成長のために、できることをしっかりと取り組んでいきましょう。

授業力向上講座Ⅰ,Ⅱ(中学校:理科)

 8月3日(木)、午前中に授業力向上講座Ⅰ(中学校:理科)をエリム(体験型経済教育施設)で、午後に授業力向上講座Ⅱ(中学校:理科)を教職員研修室で行いました。

 授業力向上講座Ⅰでは、教科の本質とは何か、主体的・対話的で深い学びを行うための授業の進め方などを演習を交えながら行いました。

 午後からの授業力向上Ⅱでは、内郷第一中学校教諭を講師にお招きし、理科の授業で役立つ方法やノートの作り方、ICT活用方法、減災教育についての講義や演習を行いました。

 すぐに使える内容を多く学ぶことができ、これからの授業で役立てていきたいと思います。

授業力向上講座Ⅱ(小学校算数)

 8月3日(木)に、明星小学校校長 細水保宏先生を講師として、授業力向上講座Ⅱ(小学校算数)が、文化センター大ホールで行われました。細水先生は、長年、いわきに来て、いわきの教職員にパワーと元気をくださっているとても素敵な先生です。

 研修者からは「まず教師が算数を楽しむことが大切だと感じた」「算数の授業を通した学級経営をしていきたい」「2学期からの算数の授業が楽しみになった」といった意欲的な感想が多く挙げられました。

 算数のよさや美しさ、考える楽しさについての学びを通して、細水先生からたくさんのパワーと元気をいただきました。2学期からの子どもたちへの指導につながっていくことを期待しております。

授業力向上講座Ⅰ(小学校算数)

 8月3日(木)に授業力向上講座Ⅰ(小学校算数)が行われました。いわき市のABCプランをどのように日頃の算数の授業に位置づけるのか、具体例を基に研修を深めました。

 講義ばかりではなく、児童になりきって演習もしました。研修者からは、「子どものやってみたいという問いを引き出すことが大事だと感じた」「講義式ではなく、たくさんの子どもたちが関われるようにコーディネートする大切さを感じた」といった感想が挙げられました。

 いわきの子どもたちのために、楽しい算数の授業をみんなで創り上げていきましょう!

学校教育相談講座

 8月2日(水)、教職員研修室にて「学校教育相談講座」が実施されました。Weness Japan Coaching&Consulting 大野宏 代表取締役を講師に招き、「コーチングスキルを生かした子どもへの関わりについて」講義・演習を行いました。36名(小学校23名、中学校13名)の先生方の参加がありました。

 参加者は、受講前に課題に取り組むことで本講座の内容を事前に把握し、前向きな姿勢で講座に参加することができました。

 受講者がアクティブになる仕掛けを多く取り入れていただきました。専門的な内容が多かったのですが、受講者が集中力を長時間持続させて取り組むことができました。

 講師の大野先生に、演習の様子を間近で聞いていただきました。アドバイスや肯定的なコメントをたくさんいただくなど、受講者に寄り添う姿勢を大切にしていることが窺えました。

 コーチングの基本として、相手の中に答えがあり、それを引き出すという考え方があります。それを実現するための考え方や技術について、実践を通して学ぶことができました。五感全部を使ってコーチングを実践し、それを積み重ねることで、相手の本音や背景に迫れるようになってくるというお話もいただいています。本講座での学びを、受講者が子どもたちに還元できるような実践を積み重ねることを願っています。