今日の高野小学校は?

災害時に備えて

 本日、本校では内郷第三中学校と合同で避難訓練を実施しました。

 今回の訓練には、大きく二つの目的があります。その一つ目の目的は、担任の先生がいらっしゃらない状況でも安全に避難することができるというものです。そのため、休み時間に予告なしの訓練実施となりました。

 予告なしであったにも関わらず、子供たちはこれまで訓練したことをいかして、全員スムーズに避難することができました。さすがは高野っ子、誰一人ふざけている人はいません。

 次は、いよいよ二つ目の目的です。それは、大きな災害発生時に子供たちを保護者の方へ安全に引き渡すための「引き渡し訓練」を実施することです。

 引き渡しをスムーズかつ確実に行うために、小学生と中学生を兄弟関係でまとめて、同じ教室に移動させます。その際、本校は校舎の後方に山がありますので、土砂災害も考慮して校舎の2階教室に移動させます。

 その後は、放送の指示に従って保護者の方が待つ昇降口まで移動します。

 引き渡しの際の手順や行動について理解したあとは、各学級で今回の訓練の振り返りを行いました。

 災害は、いつ発生するかわかりません。ですから、日頃から「もし~だったら、どのように行動するか」を考えておくことが大切です。

 ぜひ、今週末、今回の避難訓練について子供たちと話合うとともに、「もし、大人がいない状況で災害が起きたら、どのように行動すればいいか」について家族みんなで話合ってみてください。

すこやかタイムと外国語科互見授業

 本日は、すこやかタイムを実施しました。今回は、表彰と係の先生からのお話がありました。

 表彰は「税の書道展」の表彰です。優秀な作品であったということで賞状と副賞が届いていましたので、全校児童の前で表彰しました。

 その後、係の先生のお話がありました。

 まずはじめは、養護教諭の先生からです。過日の学校だよりでもお知らせしましたが、本校の子供たちの歯科検診の結果を見ますと「のべ7割以上の子供たちが、むし歯や歯肉炎、歯垢の付着が見られる」との診断でした。これは今後、歯周病に発展し、高野っ子のすこやかな成長に悪影響を及ぼす危険性があります。そこで、養護教諭の先生から全校児童に話すこととなったのです。

 検診結果を知るとともに歯肉炎や歯垢についての正しい知識を学んだあとは、これらを改善し病気の予防をするために大切な「正しい歯磨き」について動画を視聴して学びました。

 

 今はマスクを付けての生活ですが、将来、マスクを外して生活することができるようになった時、高野っ子がむし歯や歯周病のためマスクを外せない、もしくは人前で口を開けることができないなどとなっては大変です。今後も、正しく歯磨きができるように指導を続けたいと思います。そして、各家庭に配付しました歯科検診結果をもう一度ご確認いただき、むし歯等がある場合には早めに歯科医を受診くださるようお願いいたします。

 次に、生徒指導の先生から「ぱくぱくデー」と「挨拶の大切さ」についてのお話もありました。

 先生方の授業力の向上に向けた互見授業による研修も、いよいよ大詰めです。本日は、6年生の外国語科の互見授業が行われました。

 内郷第三中学校の英語科の先生にも参加いただき、小中合同で研修を行いました。これからも、授業力の向上に向けて、教職員も研修に励んでいきます。

「人権」について考える

 本日、本校の5年生が人権教室を実施しました。今回は、いわき人権擁護委員協議会より2名の講師の先生が来校くださいました。

 まずはじめに、「いのち」について考えます。「いのち」の重さは地球よりも重いということを学びます。そして、残念なことに自らの命を絶ってしまった方からのメッセージを聞きます。「本当は生きていたかった」という言葉に、5年生の表情にも真剣さが増します。

 次に「いじめ」について考えます。いじめをする人、いじめを受ける人、双方の気持ちを考えた上で、いじめを受けたり見たりしたらどうすればよいかを考えていきます。

 そして、人権を守るにはどうしたらよいかを考えていきます。「人権を守る」という難しいテーマですが、一生懸命考え、その考えを発表し合う5年生。素晴らしい学習態度です。

 今回の学習をとおして、「いのち」「いじめ」「人権」「友達」「言葉遣い」など、多くのことを考えることができました。日頃、道徳科の学習で考え議論してきたことを、改めて考え直すよい機会ともなりました。

 最後には感謝の気持ちもしっかり伝えることのできる5年生。立派ですね。

 講師の先生方からは、素直で、熱心な学習態度の5年生にお褒めのことばもいただきました。

 本日も、高野っ子はすこやかな成長を目指し、熱心に学んでいます。

熱い思いをしっかりと受け止めて

 本日は、高野町の老人会の方々を講師としてお招きし、6年生が「戦争体験のお話会」を開催しました。6年生の子供たちは社会科で戦争について学習していますが、今回は実際に戦中や戦後の生活を体験している地域の方々から、教科書からは学べないリアルな事実を学ぶことがねらいです。

 「入学式でもつぎはぎだらけの着物で出席していた」「毎日入浴することはできず、髪にはシラミがいた。そこで、全校集会後は女子のみ会場に残され、DDTを散布された」「食べ物がなく、ザリガニでもタニシでも食べていた。また、甘いものがなく、野生の果物などを食べていた」「学校では勉強をするのではなく、軍事訓練や山学校ばかりさせられていた」「空襲時は防空壕に避難したが、その恐怖はすごいものであった」などの体験をお話しくださる講師の方々。6年生の子供たちも真剣な表情で話を聞いています。

 「他にもいろいろあったけど、忘れてしまった。辛かったことは忘れてしまうのよ」と話す講師の方々。そして、6年生の子供たちに一言。

 「戦争は絶対にしてはダメだよ。みんなはしっかり勉強して、戦争のない世の中をつくってください」

 講師の方々の熱い思いが、6年生の子供たちの心にしっかりと届いたようでした。

 今回の学習により、子供たちは戦争が身近にあったことであり現実にあったものとして強く認識できたようでした。 

 お忙しい中、本校の子供たちのためにお話しくださった講師の方々、本当にありがとうございました。本校では、これからも地域の方々から学ぶことを大切にしていきたいと思います。

多くの方々に来校いただいて

 本日は多くの方々に来校いただき、すこやかに学ぶ高野っ子の姿を参観いただくことができました。

【給食試食会】

 1年生の保護者の方を対象に、給食試食会を開催しました。日頃、子供たちがどのような給食をどうやって食べているのかを試食ながら参観していただき、学校給食に関して理解していただくためのものです。

 「給食食べるの、何年ぶりかしら!」などと話しながら、1年生が上手に食べる姿を笑顔で参観する保護者の皆様。そして、お家の人と一緒に食べる給食に大喜びの1年生。楽しいひとときを過ごしていました。

【授業参観】

 念願の授業参観を小中合同で開催しました。たくさんの保護者の皆様にも参観いただき、高野っ子も大変嬉しそうでした。

【学校保健委員会・親子の学び応援講座】

 学級懇談終了後、体育館にて小中合同で「学校保健委員会」を開催しました。今年度は、いわき教育事務所様のお力添えをいただき「親子の学び応援講座」とタイアップしての開催となりました。

 今回は、児童生徒の健康課題を解決していく上で最も重要な「ネットメディアとのよりよい付き合い方」について医療創生大学の先生からご講演をいただきました。

 また、本校養護教諭から児童生徒の健康課題についての説明と、今後、学校・家庭・地域が連携・協働して健康課題解決のために取り組む「Let's メディアコントロール」について説明がありました。

 講演を拝聴し、ネットメディア利用の危険性が具体的にわかるとともに、学校・家庭・地域が連携・協働して取り組んでいく必要性を再確認することができました。

 今回の学校保健委員会の内容は、後日、保健だよりを通じてお伝えいたします。お読みいただき、今後の取組みにご協力くださるようお願いいたします。

 たくさんの笑顔があふれるとともに、たくさんの学びのあった素敵な一日でした。関係各位のご協力に感謝いたします。

校内持久走記録会

 本日は、校内持久走記録会が実施されました。昨日の雨で実施が心配されましたが、秋晴れの中、無事実施することができました。

 まずは、1年生です。1年生にとっては初めての持久走記録会ですが、緊張することなく、みんなのびのびと走っています。

 続いて、2年生です。いつも元気な2年生。走りもとても元気です。

 次は3年生です。応援にいらしていた保護者の皆さんから拍手をいただき、笑顔でスタートです。

 4年生の登場です。4年生にもなると、スタートもパワフル。勢いよく走り出します。

 いよいよ高学年、5年生です。練習の時から熱い走りを見せてくれていた5年生。本日も熱い走りに期待です。

 いよいよ最高学年の6年生の登場です。6年間の集大成の走り、見せてくれました。

 

 

 練習を含めた今回の校内持久走記録会をとおして、体力運動能力の育成だけでなく「根気強い高野っ子」の育成が図られました。また、頑張る仲間を必死に応援する姿から、「優しい高野っ子」の育成が図られていることが再確認できました。

 順位やタイムの向上だけでなく、大切なことを学ぶ機会となった今回の校内持久走大会でした。

寒さを忘れるほどに

 雨が降り続き、お昼には気温が下がってきたので、特別教室にストーブを設置しました。そのような中でも、子供たちは生き生きと活動をしていました。

 今日は、3年生と6年生の読み聞かせがありました。どちらの学年も、読み聞かせが始まると食い入るように話に入り込み、いつもとは違う空間の中にいるような雰囲気になりました。

 5年生は4時間目の学級活動で、学級会を行いました。先生方も見学に来ていたので、始めはちょっと緊張していましたが、いざ話合いになると活発に意見を述べ、お互いの意見を認め合いながら話す姿に、成長を感じました。

BEFORE

AFTER

寒さを忘れ、時を忘れ、真剣に取り組む子供たちの姿にはいつも感心するばかりです。

落ち葉のシャワーの中で

 高野は秋真っ盛り。校庭で遊ぶ子供たちは、落ち葉のシャワーに大喜び。そして、用務員さんは大忙し。

 1年生は図画工作科の学習です。本日は鑑賞のようです。互いの作品を見合い、工夫されているところなどを伝え合っていました。

 4年生は社会科の学習です。石橋の作り方について学んでいます。姿勢もよく、真剣に学習に取り組んでいました。

 2年生は道徳科の学習です。本日は「いのち」についてみんなで考えていました。

 

 5年生は社会科の学習です。情報はどのようにして私たちのところに届くのかをニュース番組を例に学んでいました。

 6年生は学級活動です。卒業に向けて、本日は卒業アルバムのタイトルを話合っています。6年間の思い出と未来への希望を胸に、熱い議論が展開されていました。

 本日は、3年生で道徳科の互見授業が行われました。先生の巧みな発問により、子供たちは「自主的に除草活動に取り組むべきか、ノルマはこなしたのだから行わなくてもよいのか」を考えることをとおして、「勤労、公共の精神」について考えていきます。

 素直な3年生の子供たち。「どっちかというと、やった方がいいとは思うんだけど・・・」と迷いながらも、積極的に互いの考えを伝え合います。

 迷いながらも話し合った結果、子供たちは「自分も周りのみんなもスッキリするから、自主的に除草活動に取り組んだ方がよい」という結論に達したようでした。 

 働き者の素晴らしい大人になれそうですね。 

先人の暮らしに思いを馳せて

 本日は、第3学年の子供たちが校外学習に出かけました。訪問先は、高野地区に古くからある名湯「入の元湯 神泉亭」様です。

 こちらには立派な合掌造りの建物があり、その中には昔の道具がたくさん納められています。今回は、それら見せていただくために伺ったのです。

 子供たちは初めて見る昔の道具に興味津々。「これもすごい!」「何に使っていたんだろう?」と言いながら写真をパシャパシャ。子供たちの中に「?」がどんどん生まれます。

 今後、子供たちは本日生まれた「?」を「!」に変えるべく、先人の暮らしに思いを馳せながら、昔の道具について調べていきます。神泉亭の皆様、お忙しい中、貴重な機会を与えてくださりありがとうございました。

 

 

本の読み聞かせと互見授業

 本日は、2年生と5年生において、図書室の先生による本の読み聞かせが行われました。

 2年生は、不思議な種を植えて呪文を唱えると様々な実がなる木が生えてきて、それを利用してオオカミを退治するブタさんの話です。図書室の先生が「ネタ ネタ ロデネタ~」と呪文を唱えると、子供たちの目がキラキラと輝きます。そして、生えてきたものを知ると笑顔に変わります。

 自分で読書ができる2年生ですが、読み聞かせをしてもらえると、やはり嬉しいようです。真剣に聞いていました。

 5年生は、家族のために幼い頃から新聞配達をする主人公と新聞を購入し続けるおばあさんとの心温まる感動の話です。

 読み聞かせ後の感想発表では、さすがは5年生!!自分から挙手をして発表していました。

 また、本日も互見授業が行われました。本日は第4学年道徳科です。今年度より新しくなった教材を使って「感謝」について考えていきます。4枚の場面絵から、紙芝居を作っていきます。

 その紙芝居を、グループで互いに発表し合います。互いの気づきも、しっかり伝え合っています。

 代表の子供がみんなの前で発表します。

 そして最後には、自分たちの身の回りの方々からの手紙を聞き、多くの人々の支えの中で自分たちが生きていることに気づき、「感謝」の気持ちを持てたようでした。