こんなできごとがありました

日々の活動日誌

森林環境学習(3年)、司書の先生による読み聞かせ(6年)

今日は、3年生で今年度最後の森林環境学習がありました。

今日もたくさんの環境アドバイザーの先生方にお越しいただきました。

「しばらくぶり。元気だったかい」と声をかけてくださり、笑顔で再開。

子どもたちも、講師の先生をすでに呼び慣れたニックネームでお出迎えしました。

早速、学校周辺の自然を散策。春の兆しを探します。

オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、フキノトウ・・・春の植物がたくさん見つかりました。

すべり台の上から、膨らみ始めたサクラのつぼみを観察することもできました。

 

次は場所を移動して、採取した植物をさらにじっくり観察します。

これはツバキのつぼみ。切ってみると、花びらがびっしりつまっていました。

枚数を調べてみると、40枚以上もあったそうです。

これはヒメオドリコソウ。写真では分かりませんが、茎がきれいな四角柱になっていました。

ツバキの種です。穴は虫が空けたもの。

この穴に息を吹きかけると、きれいな音がなりました。虫が協力して素敵な楽器をつくってくれていたのですね。

どの植物もじっくり見てみるといろいろな不思議が発見できました。

今日も、驚きや発見がたくさんの森林環境学習となりました。

最後は3年生の子どもたちがこれまでの森林学習の成果を発表。

「よく調べてあって、えらいね」と3年生のがんばりをたくさん褒めていただきました。

さて、残念ながら今年度の森林環境学習は今日で終わり。環境アドバイザーの先生方には、体験を通してたくさんの自然のすばらしさを教えていただきました。この活動を通して、子どもたちは自然に興味をもち、自然を大切にしようという気持ちが大きく育ったと思います。毎回たいへん充実した森林環境学習でした。

環境アドバイザーの先生方の1年間のご協力に心から感謝いたします。環境アドバイザーの先生方、1年間ありがとうございました。

 

6年生では、学校司書の先生による読み聞かせがありました。

学校司書の先生から、卒業を迎える6年生に最後の読み聞かせでした。

最後の読み聞かせに選んだのは『はじまりの日~FOREVER YOUNG~』という本。有名なロック歌手、ボブ・ディランの名曲を絵本にしたものです。その名曲もBGMにして読み聞かせをしてくださいました。

短い言葉のひとこと、ひとことに優しいメッセージが込められた素敵な絵本でした。BGMがさらにいい雰囲気を醸し出してくれました。

最後は、6年生からこれまで図書館やブックトークの授業でお世話になった司書の先生にお礼の言葉を伝え、最後の読み聞かせを締めくくりました。

卒業を記念して、司書の先生や図書ボランティアの皆さんから、こんな素敵なプレゼントも6年生に贈られました。

 

授業の様子から。

今日もそれぞれ、学習にしっかりと取り組んでいました。 

 

10時頃に学校に突然の訪問者。誰か分かりますか? 昨年度、六小でスクールコンサートを開いてくださった健太康太さんたちでした。昨年3月のコロナの突然の流行で届けられなかったという色紙を届けに来てくださいました。(※昨年度のスクールコンサートの様子はこちら)

お馴染みの車で、震災後に始めたスクールライブの活動を今も続けているそうです。これからも魂のこもったライブでたくさんの人を感動させてください。今日は六小まで来てくださり、ありがとうございました。

 

最後は、いわき万本桜の山から。

昨年11月に六小の子どもたちが植樹をした桜の木を見に行くと、青空の下でしっかりと元気に立っていました。中には、小さなつぼみをつけているものもありました。

震災後のいわきを元気にする桜の木が、震災から10年経った今年も、またきれいな花を咲かせてくれることを楽しみにしたいと思います。

放送での全校集会

校長室にこんなのぼり旗がありました。

10年前の東日本大震災のあと、被害を心配した人たちから学校に届けられたものでしょう。たくさんの温かい励ましのメッセージが書かれていました。

さて、今日は放送での全校集会を行い、校長先生から「東日本大震災」についてのお話がありました。当時、校長先生が見た震災の様子、福島県が体験した津波や原発事故のこわさ、その後、学校などで行われた除染作業のことなどのお話があり、子どもたちは真剣に放送に耳を傾けていました。最後に校長先生から、こういった経験から学び、いつ起こるか分からない災害から自分の命を守る方法を普段から考えておきましょう、とのお話もありました。

明日で東日本大震災から10年を迎えます。テレビでは特集番組も多く放送されていますので、そういったものも活用しながら、この機会に震災や防災のことについてじっくりと考えてみてほしいと思います。

 

授業の様子から。

青空のもと、1年生が校庭で体育の授業をしていました。

ボールが前に行きすぎないように、コントロール。

加減が難しそうでしたが、なかなか上手です。

ほかにも、強く蹴ったり、ねらったところを蹴ったりする運動遊びをしていました。

卒業式式場作成(5年)

 今日は卒業式の式場作成を行いました。

担当したのは在校生の代表である5年生です。

積極的に準備や清掃を行ってくれました。

気持ちのよい働きぶり。来年度、最上級生としての活躍に大いに期待できる頼もしい5年生でした。

 

朝の様子から。

6年生が5年生に国旗などの掲揚の仕方を伝達していました。このようにして伝統の一つ一つが引き継がれていくのですね。

担当の6年生の皆さん、これまで毎朝ありがとうございました。

 

6年生を送る会③(5年)、校外子ども会

今日は5年生による「6年生を送る会」がありました。

今日も楽しいゲームでスタート。

仲間づくりゲームやじゃんけんゲームで盛り上がりました。

今日のじゃんけんの壁。おととい、昨日と勝ち抜いていた6年生の一人は、残念ながら3連覇ならず。でも楽しい時間となりました。

ゲームの後は5年生が呼びかけで、6年生への感謝の気持ちと伝統を引き継ぐことへの決意を伝えました。

続いて、6年生から校旗や委員会活動のファイルなどを引き継ぎ、「下級生をまとめるのは、たいへんな時もあるけれど、最上級生としてがんばってください」と励ましの言葉をいただきました。

 

次は、植樹や清掃を行ってきた縦割り班から。班全員の寄せ書きが書かれたお手紙を渡しました。

1年生も一生懸命ていねいに書いたそう。どんなメッセージが書かれているのかな。

最後は6年生の代表より「5年生も私たちを支えてくれてありがとう」「六小の伝統をしっかりと引き継いでください」といったメッセージ。互いに感謝の気持ちが響き合う「6年生を送る会」になりました。

 1年間、コロナ禍の中でも平六小を力強く支え、伝統を引き継いでてくれた6年生。3日間の「6年生を送る会」を通して、その存在の大きさを改めて感じることができました。

 

会の進行を立派に務めてくれたのは5年生。6年生の願いを受けて、伝統をしっかりと引き継いでいってほしいと思います。

 

校外子ども会の様子から。

1年間の反省を行い、来年度入学する1年生の確認や新しい並び方などを確認しました。また、6年生の班長さんには1年間のお礼の気持ちも伝えました。登校班でも6年生がしっかりと活躍してくれていました。

 

最後は、休み時間の様子から。

今週も元気にがんばりました。また来週も元気に過ごしましょう。

花壇にクロッカスがきれいに咲いていました。

6年生を送る会②(3・4年)

今日は、3・4年生による「6年生を送る会」がありました。

今日も、楽しいゲームで6年生と交流しました。

3・4年生のじゃんけんの壁を勝ち抜いた6年生です。なんと、いちばん早く勝ち抜いた6年生は昨日と同じでした。6年生にはじゃんけんの強者がいるようです。

最後は、各学年の代表から6年生への感謝のメッセージ。登校班や縦割り清掃、植樹、クラブ活動などの様々な場面で、6年生が下級生のことを支えてくれたことへの感謝の気持ちを伝えました。

今日も感謝の気持ちがたくさんつまった「6年生を送る会」になりました。

6年生を送る会①(1・2年)、読み聞かせ(6年)

今日は低学年による「6年生を送る会」がありました。今日から、低学年、中学年、高学年に分かれれて実施していきます。

まずは、6年生との楽しいゲームで盛り上がりました。

じゃんけんで6年生に勝って大喜びの1・2年生。

和やかな雰囲気の中で、6年生との楽しい時間を過ごしました。

校長先生とのじゃんけんも。校長先生に勝つことはできたかな。

最後は、1・2年生から6年生へのメッセージ。登校班や縦割り活動でお世話になった6年生に呼びかけやダンスで「ありがとう」の気持ちを伝えました。

心のこもった素敵な発表で、1・2年生の一生懸命さも伝わってきました。「ありがとう」の気持ちは6年生の心にしっかりと届いたことでしょう。明日は中学年。明日も素敵な時間になりそうですね。

 

お昼の時間には、6年生で図書ボランティアの皆さんによる読み聞かせがありました。今日は今年度最後。そして、6年生にとっては小学校生活最後の読み聞かせとなりました。

始めは「お話ろうそく」をともします。6年生はいつもはやらないのですが、今日は最後ということで一緒に。

少し照れながらも、一緒にろうそくの火をともして読み聞かせが始まりました。

小学校生活最後の読み聞かせは、図書ボランティアの皆さんそれぞれから6年生への思いが込められたお話でした。

「いろいろな考えを受け入れる広い心を」「挑戦する気持ちを大切に」「明るく生きよう」など、それぞれの読み聞かせを通して卒業を前にした6年生にメッセージを送ってくれました。

図書ボランティアのみなさんの中には、6年生が1年生の時から担当してくださっている方も。6年間、このように思いのこもった読み聞かせを通して、六小の子どもたちの心を、豊かに育んでくれていたことが分かりました。

今日も素敵な読み聞かせをありがとうございました。そして、一年間たいへんお世話になりました。

 

そんな図書ボランティアの皆さん。読み聞かせの後は、図書館前の掲示をつくってくれていました。

卒業をお祝いする華やかな掲示ができあがりました。

バルーンには6年生が経験してきた行事の切り絵が。細かなところまで思いのつまった掲示です。6年生の皆さん、ぜひ見てくださいね。図書ボランティアのみなさん、ありがとうございました。

 

最後は保健室前の掲示から。

今日は3月3日で「耳の日」。耳の健康にも関心をもって過ごしましょう。

 

明日も晴れるといいですね。

震災語り部による出前授業(2年・5年)

今日は、昨年いわき市薄磯にオープンした「いわき震災伝承みらい館」より、2名の「震災語り部」の方をお招きし、2年生と5年生で特別授業を行いました。

まずは2年生の授業から。震災当時の様子を写真や映像も交えながら語っていただきました。

地震で校庭が大きく波打ったこと、津波が何度も押し寄せてきたこと、津波のあとに発生した火災が一晩中消えなかったことなどを、その時の驚きのままに語ってくださり、2年生の子どもたちも一緒に驚きを感じながら聴いていたようでした。

地震や津波のこわさの一方で、住民同士の助け合いによって救われた命がたくさんあることも話してくださり、子どもたちに「助け合いの大切さ」も伝えてくださいました。

震災当時まだ生まれていなかった2年生ですが、東日本大震災のことについて関心をもって聴くことができました。最後に、語り部の方からは「自分の命を守るためにも、震災のことについてお家の人と話し合ってみましょう」とのお話がありました。

 

続いて、5年生の授業。5年生では、震災の映像や写真をもとに、防災の視点からも震災当時のエピソードをお話くださいました。

幼稚園・小学校・中学校それぞれの子どもたちがどのように避難したかということや、避難所での生活のことなどのお話を聴きました。5年生の子どもたちは、避難生活のたいへんさや自分の家や学校に戻れないるつらさなどを感じたようでした。

真剣に語り部の方のお話を聴いた5年生。最後に、語り部の方から防災手帳をいただき、「災害が起こったとき自分の命をどう守るかを考えておくことが大切です」とのお話がありました。

話に出てきた被災した幼稚園のことを詳しく聴く5年生がいました。当時、その園の園児たちが自分の通う園に転園してきて一緒に幼稚園時代を過ごしたというのです。思わぬところでの接点に当時を懐かしくふり返りながらも、震災の影響があったことを改めて思い起こすこととなりました。ちなみに、5年生は震災当時0歳~1歳でした。

 

さて、2年生も5年生もたいへん充実した学習となりました。震災のことについて知るとともに、防災への意識も高めるよい機会となりました。震災から学べることがたくさんあることも分かりました。

震災から10年となる今年。ぜひご家庭でも、震災のことや災害から身を守る方法などについて、お子さんと話をする機会をつくっていただければと思います。学校でも、震災のことや防災のことについて学ぶ機会をこれからも多く設定していきたいと思います。

語り部のお二方におかれましては、貴重な震災体験のエピソードを子どもたちに分かりやすく伝えてくださりありがとうございました。

3月になりました

3月がスタート。暖かな日差しに恵まれました。

 

授業の様子から。

5年生が体育でバスケットボールの授業。

早速、ゲーム開始です。

すばやいパス回しやドリブルで相手を交わして、シュートをねらいます。

互いにチームワークと活気のある攻防が展開されていました。

 

日差しが暖かく草木もいきいきとしてきました。1年間の締めくくりの3月。花粉症に負けず、元気に、充実した締めくくりにしていきたいと思います。

 

PTA奉仕作業へのご協力ありがとうございました

今日はPTA奉仕作業がありました。早朝から、たくさんの保護者の皆様と、助っ人の子どもたちに集まっていただきました。

早速、校舎内の各所に分かれて作業開始。

普段できないところの隅々まで。本当にありがとうございます。

3月23日に卒業式が行われる体育館も、きれいにしていただきました。

約1時間の作業時間を目一杯に使って作業をしていただきました。

助っ人の子どもたちも大活躍でした。

雪もみられた寒い朝となりましたが、それにもかかわらずたくさんのご家庭にご協力をいただいたことに心から感謝いたします。感謝の気持ちを忘れずに、きれいにしていただいた校舎で1年の締めくくりの教育活動にしっかりと取り組んでいきたいと思います。

気持ちよく3月がスタートできます。本日はありがとうございました。

小川江筋補修工事見学【2回目】(4年)

今日は4年生が、2回目の小川江筋の補修工事見学をさせていただきました。前回は工事が始まったばかりの頃。今回は補修が済んだ後の様子を見学させていただきました。(※前回の見学の様子はこちら)(※補修工事に関する他の学年の学習の様子はこちら)

今日も、いわき農林事務所や工事会社の方にご協力をいただきました。今回もありがとうございます。

早速、小川江筋へ。なんと今回は、特別に工事会社の方が子どもたちのために階段を用意してくださっていました。4年生は、この階段で普段は下りられない小川江筋の水路に。(※今回は特別に入らせていただきましたが通常は絶対に入ってはいけません)

これが補修後の小川江筋。土足で足を踏み入れるのがはばかられるかのようです。

その水路で、補修工事の過程についての説明を聞きました。

工事の様子を記録した写真も用意していてくださり、どのように工事が行われてきたが一目で分かりました。

壁面は、古い壁の上に厚さ1cmの新しいコンクリートを乗せたそうです。

固いコンクリートだけではなく、一部はゴムやスポンジのような素材も使われていると分かりました。

「走ってみたい」という4年生も。きれいに伸びる水路を見ると、確かに走ってみたくなる気持ちも分かります。ちなみに底面は、ざらざらになるように加工が施されていて、点検などで入った人がすべらないようにしているのだそうです。様々な工夫がされているのですね。「持久走記録会をここでやりましょう」との大胆なアイデアもありました。

 

さて、今日もたくさんの学びがあり、水路を歩くという貴重な体験までさせていだきました。この貴重な学習を通して、300年以上も大切に守られ、地域の農業や生活を支えてきた小川江筋に対する関心が、これまで以上に高まったのではないかと思います。

工事期間中にもかかわらず、子どもたちのために、このような見学の機会を設けてくださり、さらに階段や写真資料まで用意してくださった、いわき農林事務所と工事会社の皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。