本校はエネルギー教育モデル校として3年目を迎えているため、5年生が社会科の研究授業として授業公開を行いました。
授業の初めに「未来からの天気予報」の動画を見ます。
気象予報士である井田寛子さんが2050年9月23日の天気を予報し、
「東京は8月に40.8℃を記録しましたが、これまでの真夏日は連続して50日以上、熱帯夜は60日以上に達しています。熱中症で亡くなった方は6500人を超えて過去最悪です」と述べ、「日本列島にはスーパー台風が接近し、大雨と共に暴風に最大級の警戒をしてください。高潮は5mから10mにも及ぶ危険性があります」と話すのを聴いて、子どもたちはとても驚いていました。
子どもたちは、環境を守るために世界や日本がどのような取り組みをしているのか調べ、気づいたことを友達と話し合っていきます。
子どもたちからは、「低炭素社会をつくる」「木をたくさん植える」などの意見が出され、キーワードを使ってまとめていきました。
授業のあとには、エネルギー教育を研究している市内の先生方との協議や、いわき明星大学の石川哲夫先生と市教委の中田敬介先生からご指導がありました。
参加された先生方は質の高い授業であり、子どもたちがエネルギーについてたくさんの言葉を知っているということに感心されていました。
3年間の積み重ねで子どもたちの興味関心の高まりや知識の豊かさが見られた授業でした。