中央台南中学校 Chuodaiminami Junior High School
9月27日(水)に実施した1年総合「出前講座」。興味・関心別に6つのカテゴリーに分かれて活動した様子を紹介してきましたが、今回は最後となる「震災・復興」のカテゴリー です。当日は「いわき震災伝承みらい館」で語り部の活動を行っている方を講師にお迎えしました。
東日本大震災が発生したのは2011年3月11日。その年度に生まれた中学1年生の生徒たちに、震災の記憶はありません。そこで、いったい当時何が起こり、そこからどのような復興への取り組みが行われてきたのかを学びたいと、19名の生徒たちが学習をしています。もちろんこの日までに事前学習をしてきましたが、当時の生々しいお話をお伺いしたり実際の映像を目の当たりにして、生徒たちは想像を絶する様子に唖然としていました。
もちろん当時の被害を知るだけが学習の目的ではありません。防災・減災のために何ができるか、さらに震災を知らない自分たちは何をすべきか…生徒たちは真剣に考えました。
10月17日(火)には、被害の大きかった豊間にある「いわき震災伝承みらい館」を実際に訪れて施設を見学するほか、バスで被災地を回り語り部さんからお話を聞く予定です。「知る」「考える」そして「行動する」を目標に活動する生徒たち。今後の学習の深まりに期待しましょう。
6つのカテゴリーに分かれて1年生が総合的な学習の時間に実施した「出前講座」。今回紹介するのは「芸術・文化」 のカテゴリーです。「いわき市民コミュニティ放送 SEA WAVE FMいわき」から3名の講師の先生方をお迎えしました。
まずはFMいわきが地域で果たす役割を学びました。特に災害時などにラジオ局が果たす役割について、生徒たちはその重要性を改めて感じていました。
そしていよいよアナウンサー体験です。オリジナルの原稿を書いて、実際にBGMに乗せてアナウンスをするという貴重な体験をさせていただきました。模範演技を含め丁寧に指導してくださったのは、FMいわきの人気パーソナリティーであるベティさんです。
BGMが流れてキューを合図に話し始めると、すっかり気分はアナウンサー!みんな堂々とした発表をすることができて大満足です。
10月17日(火)には 草野心平記念文学館に出かけて、いわきが生んだ詩人の足跡をたどると同時に、オリジナルの詩作体験を行う「芸術・文化」の生徒たち。次回も素晴らしいセンスを発揮してくださいね!
9月27日(水)に1年生の総合的な学習の時間に実施した 「出前講座」。4回目に紹介するのは、「農業・漁業」のカテゴリー です。いわき市役所の「農政流通課」「水産課」から講師の先生をお迎えしました。
毎日食卓に並ぶ食事ですが、その生産地を意識することは少ないかもしれません。しかし、給食でもたびたび地元の野菜が使用されたり魚食給食が定期的に提供されるほか、夏休みには1年生が沼の内漁港に出かけて競りの様子を見学して映像制作を行うなど、南中の生徒たちの食に対する意識も高まっています。今回も 実際にいわき市で生産されている農作物や水揚げされる魚介類などについて詳しくお話を聞き、さらに興味・関心を高めたようです。
10月17日(火)には いわき中央卸売市場に出かけて、地物の魚を実際にさばいて調理するという体験活動を行う「農業・漁業」カテゴリーの生徒たち。秋の味覚を存分に楽しんでくださいね!
9月27日(水)に実施した 1年生の総合学習「出前授業」。今回紹介するのは、「NPO法人いわき鳴き砂を守る会」から5名の講師の先生方が訪れた「自然・海洋」のカテゴリーです。
いわきの海岸には、踏むと音がする「鳴き砂」が存在します。様々な環境が揃わないとキュッキュッという美しい音が鳴らず、ちょっとたばこの灰やゴミが入っただけで音が鳴らなくなってしまいます。その貴重な鳴き砂の保持・普及の活動を行っているのが「鳴き砂を守る会」のみなさんで、まずは その成り立ちや音が鳴る仕組みなどを学習 しました。実際に音が鳴ったときは大歓声!初めて耳にする鳴き砂に感動していました。
続いては、色をつけた鳴き砂を用いた砂絵作り に挑戦しました。生徒たちは自分でオリジナルの図柄を描いて、思い思いの色で絵を完成させていきます。そして全員の砂絵が完成!その仕上がりの素晴らしさに、講師の先生方も驚いていました。
10月17日(火)には、やはりいわきの自然の宝物ともいえる化石を学習するために、いわき市アンモナイトセンターを訪問します。いわきの豊かな海について、学習を深めていきましょうね!
総合学習の時間を活用して、興味・関心別の6つのカテゴリーに分かれて活動を行っている1年生。9月27日(水)には「出前講座」を実施しました。 その様子を紹介する2回目の今回は、「歴史・産業」のカテゴリー。「いわき市石炭・化石館 ほるる」から講師の先生をお迎えしました。
いわき市の発展に大きく貢献した石炭産業。その歴史について丁寧な説明をいただきました。また、中央台でも化石が発掘されたお話があり、地元の知られざる歴史に生徒たちは驚きの表情を見せていました。
座学でしっかりと石炭や化石について学んだ生徒たち。10月17日(火)には、実際にいわきで初めて石炭が見つかった場所や資料館などを訪れます。今回の学習の成果を、次回の実地研修に役立ててくださいね。
1年生の総合学習テーマは「環境」。とはいっても、そこには様々な課題や特色があります。そこで、1年生111名が興味・関心別に6つのカテゴリーに分かれて学習を行っています。
そして 9月27日(水)には、いわき市内からそれぞれの分野の専門の方々が来校して出前講座を実施していただきました。今回は「福祉・共生社会」カテゴリーの活動の様子をご紹介します。
南中に来て講義をしてくださったのは、湯本にある「いわきサン・アビリティーズ」の職員のお二人。障がいのある方々の健康増進や機能回復向上、教養文化活動、そしてスポーツやレクリエーション活動の場を提供している施設です。福島県はパラリンピックなどで活躍する選手を多く輩出していますが、この施設でパラスポーツに出会った選手もたくさんいます。まずは共生社会実現に向けて大切なことを学びました。
そしていよいよパラスポーツの体験です。最初の種目は パラリンピックで日本選手が大活躍した ボッチャ。手足が不自由でも楽しめるように様々な工夫がされています。
続いては シッティングバレーボール。足が不自由でも楽しめるようにと工夫されたスポーツです。普通のボールではラリーが続かないため、どうしたらスポーツとして楽しめるか…共生社会実現のために大切なことを考える機会となりました。
最後に行ったのは 卓球バレー。高齢者でも座ったままプレイできるようにと考案されたスポーツですが、いつしか生徒たちは本気モード。もはやパラスポーツという概念はなく、純粋に楽しく競技に没頭するうちに、誰もがいっしょに楽しむことの素晴らしさと大切さを実感したようです。
あっという間に2時間が過ぎ出前講座は終了しましたが、さらに共生社会の実現に向けて学習を深めるために、10月17日(火)には市内フィールドワークとして湯本の「いわきサン・アビリティーズ」を訪問します。次回も素晴らしい体験・学習をしてきてくださいね!
これまで総合的な学習の時間で、映像資料などで学んで来た「福祉」について、今日は講師の方を招いて、体験を加えた学習を行いました。
午前中は、「障がい福祉」についてです。講師の方から、バリアフリーやユニバーサルデザイン、いわき市の取り組みについて説明を受け、その後、片麻痺(右半身が麻痺している想定)の体験をしました。
やはり、実際に体験してみると、その不自由さが実感でき、理解が深まったようです。生徒全員に体験をさせてほしいという要望が叶い、貴重な経験ができました。
午後は、「手話教室」です。講師の先生からの問いかけに、積極的に挙手をして発言し、学ぶことができました。
手話の実技演習では、ジェスチャーでの表現と手話を比べたり、あいさつ、指文字などを、その由来も含めて教えていただきました。
みんな、一生懸命に学ぼうとする姿がとっても、素晴らしかったです。
そして、自己紹介に挑戦!
生徒のみなさんは、スイスイ覚えてました。教員の方は……。とにかく、がんばりました。
みんな、がんばりました。そして、講師の先生方に感謝ですね。最後は、手話の拍手でお見送りしました。
最後に、所得に応じて、住宅の家賃や光熱費、被服代などを決定して最終確認を行いました。その際、修理代などのアンラッキーを引いてしまい、生活設計の見直しをする生徒が数名出てしまいました。生活する上で、何かあったときのために、貯蓄しておく大切さも学べたのかと思います。
今回のシミュレーションの結果を、お子さまとの家庭での話題にしていただけると幸いです。
ファイナンスパークの中盤では、決まっている年収や家族構成を考慮して生活費の設計を行なっています。どのような部屋に住むか、車は何に乗るか、旅行先はどこにするかなど人生を送る上で必要になる経費について考えてます。
将来のためにも、赤字生活にならないようしっかりと設計してもらいたいですね。
仮想の年齢、収入などになりきってお金の使い方などを学んでいきます。
宝くじやリサイクルなどでの副収入を得たラッキーな生徒もいました。