日誌

 『心豊かに』 ~共に語り合い、共に学び合い、共に成長する学校~

オリンピック選手との交流会

11月6日 オリンピック・パラリンピック教育推進事業の一環として、オリンピック選手との交流会が行われました。
リオオリンピック陸上三段跳びに出場した、山下航平選手にお越しいただき、川前・桶売・小白井の小中学生を対象にした講話をいただきました。

入場した山下選手は、いかにも陸上選手らしいスラリとした体型で、背も高く、一流の風格がありました。


講話のタイトルは「なりたい じぶんを そうぞう しよう」
山下選手のお父さんは、陸上三段跳びの日本記録保持者でもあり、その父のもとで当たり前のように陸上を始めたそうなのですが、小中学生のころは、走るのも遅く、なかなか目立った活躍ができず、コンプレックスを抱えていたそうです。
それでも、陸上への夢を諦めず、高校・大学でも陸上を続けました。


すると、記録が伸び、三段跳びは日本歴代7位の16m85、100m走では10秒51の自己ベストを出すまでになったそうです。
第一線で活躍する山下選手にも、運動ができず悩んだ時期があったとは・・・驚きでした。

また、体育館には山下選手の自己ベストである16m85cmのテープが貼られていましたが、ステージからはみ出るほどの長さに、「これを3歩で跳ぶんだ・・・」と、山下選手のすごさを改めて実感しました。

 


そんな山下選手から、「なりたい自分を想像すること」「(今やりたいことができることへの)感謝の気持ち」を持ってほしいというメッセージをいただきました。


山下選手の次の目標は、父の日本記録を超えることだそうです。

 

講話の後は、少ない助走で、ホップ・ステップ・ジャンプの素晴らしい跳躍を見せてくれました。


日本一の跳躍を目の当たりにした子どもたちは、ただただ驚くばかり・・・。


2年後の東京オリンピックでさらに活躍する姿が今からとても楽しみになりました。
そして、子どもたちも、山下選手からいただいたメッセージをしっかりと受け止めて、未来に向けて「なりたい自分を想像」しながら成長してほしいと思いました。

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学校へ行こう週間

11月1日~2日は「学校へ行こう週間」でした。
本校では、「学校へ行こう週間」を生かし、出前講座を実施したり、小川・川前方部小中学校書写造形展を開催したりしました。

 

まずは出前講座の「人権教室」。
小学6年生を対象に人権について学習しました。(小学2年生も見学・・・!!)


はじめに「人権って何?」というところから学びました。
人種、性別、老若などに、優劣や軽重の差はなく、全ての人が持っている権利。
その権利を奪うことは、決して許されないことなどについて教えていただきました。
少し難しいお話でしたが、子どもたちは「人権を決して奪ってはいけないと思った。」「どんな相手にも一人の人間として接していきたい」と感想を述べていました。

 

二つ目の出前講座も小学6年生を対象とした「租税教室」。
“もしこの世から税金がなくなったら・・・?”というテーマのアニメのビデオを鑑賞し、税金の大切さや税の種類について理解を深めました。

「税金がなくなったら、消防車が火を消すのにもお金がかかるんだ・・・!」


また、子どもたちにとって身近なこととして、義務教育9年間で多額の税金が使われていることも教えていただきました。
税金の使い道はどれも億単位。
それを実感するため、一億円分の札束を実際に持たせていただきました。
(もちろんダミーですが、重さも大きさも実物サイズ!)

「お、重い・・・。」
「こんなにたくさんのお金が僕たちの生活に使われているんだね。」
税金の大切さを、見て・聞いて・触って、感じることができました。

 


11月2日は、3つめの出前講座として、小中学生合同で放射線教育が行われました。
日本原子力文化財団を通じて、東京都市大学原子力安全工学か原子力研究所の先生をお招きし、講義をしていただきました。

“危険”というイメージがある放射線ですが、宇宙が誕生したときから存在しているものであることや、医療をはじめとする様々な場面で役立っているものだということを学びました。

 

目には見えない放射線ですが、霧箱を使ってα線やβ線の飛跡を見る実験を行いました。

「この白い線みたいなのが放射線のとんだ跡なんだね~!」
初めての実験に興味津々です。

 

次に、簡易放射線測定器を使って、校舎内の放射線量を測りました。


「放射線ってどこにでもあるんだね。」


わかりやすい講義や実験を通して、放射線について正しい知識を身に付けることができました。

 

「学校へ行こう週間」へお越しくださった皆さま、ありがとうございました。

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「盛り上げよう! 勇気を与える 発表会 」

10月27日(土)、川前小中学校学習発表会が行われました。

今年度のスローガンは「盛り上げよう! 勇気を与える 発表会」
たくさんの人たちの支えによって、今日を迎えることが出来ました。


開幕宣言では、「U.S.A.」のリズムに乗せて、小学生が元気に学習発表会の見どころと、前述したスローガンをお披露目しました。

「 カモン ベイビー カワマエ !! 」 

 

続いて、9月に行われた方部音楽祭の発表をDVDで放映。桶売小学校・小白井小学校の皆さんと一緒に合唱を行った様子を見ていただきました。

 


次に、中学3年生が「いわき北地区中学校弁論大会」で披露した弁論を発表しました。
演題は「一握りの勇気」


いわき北桐友会会長賞を受賞した弁論は、みなさんの心に響くものでした。


小学6年生は、総合学習で学んだことをパワーポイントを使って発表しました。
川前の特産物に関わる人たちの思いについて調べている6年生。
初めてのパワーポイントを使ったとは思えないほど、わかりやすく堂々とした発表でした。

休憩中、小学生のぶどう学習の一環で作ったジャム(用務員さんに大分助けていただきましたが…)をみなさんにふるまいました。
甘酸っぱい手作りのジャムは地域の皆さんに大好評でした。

 

小学生による劇「注文の多い料理店」
看板に書かれている“注文”に従いながら、お話は進みます。
途中逆立ちをしたり、跳び箱を跳んだり、という注文も・・・。


一生懸命演技する小学生の姿はとても立派でした。

 


中学生の総合発表は盛りだくさん!
春の遠足、平支援学校訪問、ファイナンスパーク、職場体験で学んだことを、パワーポイントや寸劇で発表しました。


職場体験活動の発表では、とある番組のオマージュシーンも・・・。

「ボーッと生きてんじゃねぇよ!!」

 

そして、演奏は「もののけ姫」に挑戦しました。
中学生は箏、小学6年生はリコーダー、小学2年生は鈴。


そして、教職員もトーンチャイムなどの楽器に挑戦し練習に励んできました。


すてきな音色の響きを皆さまにお届けすることが出来ました。


そして、いよいよ「閉幕宣言」
これまでの頑張りを映像にしたものをみんなで振り返りました。
最後に3年生に向けて、サプライズ!!


小中学生の後輩から感謝状と花を贈呈し、3年間の思い出をまとめた映像を上映しました。


最後はみんなで学習発表会の閉幕を宣言!
全員が一丸となって取り組んだ学習発表会。


今年度も皆さまに楽しんでいただくことができたと思います。

ご来場いただきました皆さま、本当にありがとうございました。

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学習発表会のお知らせ

明日、10月27日(土) 川前小中学校の学習発表会が開かれます。

今日まで、みんなで協力し、一生懸命練習してきました。

 

ぜひ、子どもたちの頑張りを見にいらしてください!

児童生徒・職員一同お待ちしております!

 

日時;10月27日(土)

   9:45~11:55(開場 9:10)

会場;川前小中学校 体育館

 

お車で会場へお越しの際は、なるべく寄せて駐車していただくようご協力をお願いいたします。

 

 

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第2回クリーン活動 

10月18日 5校時
いわきのまちをきれいにする市民総ぐるみ運動の一環として、クリーン活動が行われました。
二回目の今回は、川前小中学校周辺のゴミ拾いを行いました。

 

小学生チームは葡萄の里周辺へ!

 

中学生チームは川前駅周辺です。


川前駅周辺は前の週に屋台村が開かれていたこともあり、細かなゴミが落ちていました。

 

「一見きれいに見えるけど、結構ゴミがあったね。」

いつもお世話になっている場所に感謝をこめて一生懸命取り組むことができました。

 

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薬物乱用防止教室

10月10日(水)、川前中学校、桶売中学校、小白井中学校の3校合同による薬物乱用防止教室が開催されました。


薬物依存症社会復帰施設『茨城ダルク今日一日ハウス』の方を講師としてお招きし、薬物依存の怖さについてお話しいただきました。

ご自身がかつて覚醒剤の売人をしており、自身も薬物依存者であったという過去を交えたお話は、中学生にとって衝撃的な内容でしたが、薬物乱用の恐ろしさを十分に理解できるものでした。

 

『命は社会の宝物。薬物から自分を守るには、「断る勇気」「逃げる勇気」「信じられる仲間(友達)をつくる」ことです。』

 

話を聞いた子どもたちは、
「薬物は決してやってはいけないと思った。」「講師の先生の過去の話がとても怖かった。」と話しており、講師の方が伝えたかったことをしっかりと心で受け止めていました。

 

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ふれあい給食

10月5日(金)は、いつもと違う給食!
「ふれあい給食」です。


保護者や賛助会員の皆さま、地域の皆さまにもお越しいただき、テーブルを囲んで一緒においしい給食をいただきました。

 

食缶や保温ジャーは2つずつ。


いつもより人数が多い分、配膳も大変になりましたが、みんなで協力して行いました。


小学生の元気な「いただきます!」のあいさつ!!


この日の給食は、「サンマの揚げ浸し」や「彩りきのこ汁」など秋を感じる献立が並びました。

 


地域の方とのお話にも花が咲き、より一層おいしく感じました。

 


川前地区の給食を担当している、桶売小学校の栄養教諭の先生から給食についての説明がありました。


川前地区の給食は、なるべく手作りにこだわり、材料も一つ一つ調理員さんが切っているそうです。
また、伝統料理や郷土食、たなばたなどの行事食にも親しめるよう、献立を工夫し、愛情をこめて調理しているそうです。

 


中学生のあいさつのあとは、協力してお片付け。


たくさんのみなさんと、楽しくおいしく給食をいただき、「ふれあい」の心を育てることができました。

ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!

 

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秋の交通教室~自転車シミュレーター~

中学2年生がファイナンスパークに行っているころ、小中学生は秋の交通教室を受講しました。
今年は、平中央自動車学校の皆さんと、川前駐在所の巡査長さんにご協力いただき、自転車シミュレーターを使った体験を行いました。

 

「思っていたより難しい~~!」
後ろで見守る先生方の方がハラハラしています・・・。


実際さながらの体験を通して、横断歩道や踏み切りを渡る注意点などを学ぶと共に、安全走行、安全確認の大切さを実感しました。

 

 ご協力いただきました皆さま、ありがとうございました。

 

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ファイナンスパークに行ってきました。

9月25日(火)、中学2年生はファイナンスパークへ。
体験型経済教育施設「Elem(エリム)」で、経済のしくみやはたらきについて学びました。


ファイナンスパークに到着し、目の前にある一冊のファイルを開いてみると…。


今日1日自分がなりきる「私」の個人情報カードが入っており、年齢や家族構成、年収などが割り振られました。

与えられた条件の中で、生活に必要なコストを計算し、生活設計を立ててきます。

 

「収入と支出のバランス」や「家庭におけるお金の使いみち」、「賢い生活費の立て方」などを事前学習してきましたが、実際にやってみると難しい…。

「う~ん・・・家電製品に掛けるお金は減らして...、節約した分、旅行費を多くしよう!」

「あれ!?オーバーしちゃった~~・・・!!!」

ぽろぽろと苦悩の声が漏れていました。

 


保護者ボランティアの方や、Elemの方のアドバイスを受けて、無事生活費設計を立てることができました。

 

最後に各ブースに確定した支払いを済ませるころに、やっと安堵の表情が。


家族を支えることの大変さと、支えてくれることへの感謝があふれた一日となりました。
今日の経験を活かし、将来賢い生活をしてほしいと思います。

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THE 現場女子!!

小学生が宿泊活動へ行っているころ・・・中学生も学校を離れ、とある場所へ…。


そこは・・・、国土交通省東北地方整備局いわき国道事務所管轄の「国道399号 十文字トンネル工事現場」です!

実は職場体験に出かけました。「これまでとは違う職種を体験してみたい!」という中学生2人の声により決定しました。


9月19日(水)、二人を乗せた車はぐねぐねとしたカーブのキツい道をどんどん進んでいきます。


「十文字トンネルが開通すると、この道を通らなくてよくなるので、安全に、早くいわきと川内村を行き来することができるようになるんですよ。」
という、事業所の方の一言に納得しながら、約1時間かけて現場に到着しました。

 

安全ベストとヘルメットを装着し、気分はすっかり“現場女子”!

 

最初の活動はコンクリート製作体験です。


水や石、セメントなど、身近な素材を混ぜるだけですこしずつ固まっていくコンクリート。
出来上がったコンクリートに自分の名前やイラストを掘り入れました。

 

次に、測量体験をさせていただきました。


測量機から目印までの正確な距離と高さ、角度を測定することができました。

 

その後、建設中のトンネルの中を見学しました。
少しひんやりとする坑内は、削った石や砂利などを外へ出すためのベルトコンベヤーや、外から空気を送っているダクトがある一方で、等間隔に光る照明がとても美しく、まるで異世界のよう。


500メートル進んだところで、トンネル工事に対する質問をしました。

 

完成したら浜通りで一番長いトンネルになるという“十文字トンネル”
完成するまでに5年かかるそうです。

また、十文字トンネル現場には女性の作業員さんはいらっしゃらないそうなので、もっと女性の活躍の場が増えてほしいですね。

充実した体験を終え、少したくましくなって帰ってきた中学生2名。
自分の進路選択の材料にしてほしいと思います。

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