日誌

 『心豊かに』 ~共に語り合い、共に学び合い、共に成長する学校~

暑中お見舞い申し上げます!

不安定な天候が続いていますが、本日はぎらぎらとした太陽が照りつけ、気温がぐんぐん上がっています。

7月26日、川前でも31℃を観測しました。


川前に住む一人暮らしのお年寄りの皆さんの手元に、そろそろ「ふれあい郵便」が届いた頃でしょうか。

本年度も児童生徒会の活動の一環として、暑中お見舞いを出しました。

「受け取った方が嬉しくなるような、夏らしい絵を描く」ことを目標に、計画的に活動に取り組みました。
構想、アイディアスケッチ、彩色にたっぷり時間をかけ、迫力のあるハガキが仕上がりました。


宛名も心を込めて手書きしました。

 

完成したハガキがこちらです!

「早く皆さんに届けたいね!」という思いと裏腹に、気温が上がらず、ポストに投函するタイミングを失っていましたが、やっと夏らしい陽気になってきたこともあり、お披露目することができました。
ハガキに書いた言葉どおり、熱中症や夏バテに気をつけて、夏をお過ごしください。

こちらは地域の方からいただいたスイカ。

まさに、“地域と共にある学校”です。

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夏休み、満喫中!

夏休みが始まりましたが、朝から子どもたちの「おはようございます!」の元気な声が聞こえてきています。

中学1年生2名はパソコン部として活動中です。

「統計グラフコンクール」出品に向けて、課題の設定と、調べ学習を行っています。


どんな作品ができあがるのか・・・とても楽しみです。


中学3年生は受験に向けて「学習会」に参加しています。
涼しい午前中の2時間、みっちり勉強です。


先生と生徒の1対1の環境を利用し、分からないところはすぐ聞けるので宿題もはかどっているようです。

学習会の後は、先生方と一緒にバトミントンをして体を動かしています。


部活引退後の運動不足解消を目標としていますが、相手をしている先生方の方がヘトヘトに・・・。

頭も体もフルに使って、スッキリとした笑顔に、「午後の時間の使い方もしっかりね~~!」と声を掛けています。

 

 

さて!

7月26日(金)・27日(土)、

8月9日(金)・10日(土)・11日(日)の5日間、「納涼屋台 in 川前駅前」が開催されます。


川前小中学校も昨年度に引き続き、このプロジェクトに参加することになりました。

 

このプロジェクトが立ち上がったのは4月上旬。
支所の皆さんと、川前地区の先生方が集まり、構想を練る会議を開きました。

会議の結果、今年度はイルミネーションに変わり、「あんどん」を制作することになりました。

 

6月上旬。
支所の方から小中学生に直々に説明がありました。


「あんどんの4つの面に“川前の良さ”を表現してください。」


早速、子どもたちも会議を開き、何を描いたら良いか意見を交わしました。


「川前の良さって何だろう・・・。」
「自然が豊かなこと?」
「食べ物がおいしいことかな。」
「色々な動物や虫もいるよね。」

 

様々な意見が飛び交った結果、春夏秋冬を4人で分担し、それぞれの季節の「虫」「花」「動物」「食べ物」を表現することになりました。

小学生は図工の時間、中学生は美術の時間を使って、試行錯誤しながら一生懸命製作しました。

 

製作期間約1ヶ月!

これができあがった作品です!

手前から、
「春」「夏」「秋」「冬」の虫を表現しています。

光源を中に入れたとき、光がきれいに透けるように薄い紙を貼り付けて作りました。
どんな風に光るのかとても気になるところ・・・!!

是非、当日川前駅前の屋台村で、子どもたちの作品をご覧ください!

 

 

また、1学期の子どもたちの様子について、少しずつHPを更新しています。

日付をさかのぼってご覧いただければと思います。

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互見授業を行っています。

川前小中学校では、教職員の指導力向上のため、「互見授業」という取り組みを行っています。
先生方同士で授業を見合い、アドバイスをし合うことで、よりよい授業づくりを目指しています。

 

板書や発問の工夫、一人ひとりの生徒に合わせた教材の提示など、それぞれの先生の個性が光る授業は大変勉強になりました。

 

【中学校英語の授業】

【中学校国語の授業】

【中学校数学の授業】

【中学校社会の授業】

【小学校国語の授業】


教職員一丸となって、子どもたちの教育活動に当たっています。
2学期もは、互見授業や授業研究を通して授業改善に取り組んでいきます。

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ぶどう栽培学習

川前小学校、今年度の総合学習のテーマは「川前のことがわかるようになろう」です。
その学習の中で、特に川前の名物である“ぶどう”に着目し、“ぶどう栽培学習”を行っています。


本年度から小学生が1名となってしまいましたが、ぶどう園の植野さんのご協力により、本年度もぶどう栽培学習をさせていただけることとなりました。

ぶどうの様子と共に、その学習を振り返ってみましょう。

 

5月27日。
2月の枝きり以来なので、3ヶ月ぶりにぶどう園へ行ってみると、新芽がにょきにょき生えていました。
この日の作業は「芽かき」「先止め」です。

ぶどうの成長のパワーが分散しないよう、余計な新芽を落としたり、ツルを切ったりします。
小学3年生にとって、ぶどうの木は少し高いようで、先生方や植野さんの力を借りながら、一生懸命作業を行いました。

「今年もおいしいぶどうになったらいいな!!」


6月27日。
ぶどうの生長のパワーに驚き!
一ヶ月でこんなに葉っぱが大きくなりました!

この日は「ジベレリン処理」の作業です。
“ジベレリン”という薬剤を、ぶどうの実になる部分に噴射することで、種がなくなり、実も大きくなるそうです。


かっこいい機械を持たせていただき、気分は完全にぶどう農家でした。

 

7月18日。
ぶどうの実もかなり膨らんできました。
大切なぶどうを雨や虫からぶどうを守るため、「袋掛け」の作業を行いました。


おいしくなるように・・・と願いを込めて、それぞれ袋に絵や名前をかいた袋を、一つ一つ丁寧にかぶせていきました。


今年度は、桶売・小白井の小中学校の皆さんの分もあります!

 

しかし、今年の不安定な天候により、房の数が昨年度より少なく、病気になってしまっている房もありました。
植野さんいわく、「今後も日照不足と雨が続いてしまうと、収穫できる数はもっと減ってしまうかもしれません。」とのことで、不安が募るばかりです。


例年通りに行かない難しさを痛感したぶどう栽培学習となりました。

一つでも多くのぶどうがおいしく実ることを祈りながら、収穫を待ちたいと思います。

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1学期終業式

7月19日(金)
1学期終業式を迎えました。


1・2校時は通常授業。
3校時の愛校清掃では、普段手の回らない保健室の清掃を行いました。
今回は4年ぶりに“清掃の放送”が流れ、この学校ではなかなか経験できない“放送の指示に従って”清掃場所へ移動・・・。
先生方にも協力していただき、ベッドや備品を廊下に出して、すみずみまで清掃することができました。

4校時はいよいよ終業式。
校長先生からの式辞のあと、代表生徒が一学期の反省を発表しました。

「中学生になって、責任が増えたけど乗り切ることができました。」


冷夏の影響か、夏らしくない夏休みがスタートしました。
安全、健康に気をつけて充実した夏休みを送ってほしいものです。

 

 

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ぶどうの袋詰め

7月18日(木)総合の時間に葡萄園へ。

今年は、桶売小中・小白井小中の皆さんにも、ぶどうの房にかぶせる袋にイラストなどを描いてもらいました。

ぶどうはまだ小さいですが、「大きくなりますように・・・」と願いをこめて丁寧に袋をかぶせました。

秋の収穫が楽しみです。

    

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出前講座①防災教室、出前講座②情報モラル教室

本年度は、子どもたちに体験や交流を多く持たせたいという願いから、出前講座を取り入れた教育活動を展開しています。
一学期は2つの出前講座を受講しました。

 

1つめは6月26日(火)の、「防災出前講座」です。

この川前地区で最も考えられる自然災害といえば、“土砂災害”でしょう。

いわき建設事務所管理課ならびに、福島県砂防ボランティア協会の皆様にお越しいただき、映像や模型を使って土石流や崖くずれが起きるしくみを教わりました。

 

土砂災害が起こると・・・、

「わ!家や橋が流されていく!」
「こんなにすごい威力があるんだ・・・。」


崖くずれが起こると・・・、

「あっという間にたくさんの土砂が住宅地に流れ込んだね・・・。」


実際に発生したら・・・と想定しながら、子どもたちはその恐ろしさを実感したようでした。

また、土石流や崖くずれの被害を食い止めるための、「砂防ダム」や「擁壁」を設置する工事も進んでいるようです。


しかし、まだまだ未設置の場所も多く、私たち一人ひとりが危険を察知することが一番大切だとおっしゃっていました。


この出前講座を通して、自然災害から自分の身を守るための知識を身に付け、防災意識を高めてほしいと思います。

 


2つめは、情報モラル教育として、NTT DoCoMoの「スマホ・ケータイ安全教室」を受講しました。

インターネットを通じたトラブルには様々な形があり、知らない間に、自分が被害者にも加害者にもなってしまう危険性を学んでいました。

「軽い気持ちでアップした画像をたどると、個人を特定されてしまうってこわいことだよね・・・。」
「使い方には気をつけないと・・・。」

 

実際に中高生がインターネットを通じたトラブルに巻き込まれる事案は年々増えてきています。
スマホ・ケータイを与える大人側も十分に注意をすること、そして、使用する中高生側も当事者意識をもって、安全に使うことをの大切さを学びました。


出前講座をしてくださった皆様、本当にありがとうございました。

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授業参観・川前地区小中交流会(少年スポーツ大会)が開かれました。

 今日(7/6)は、午前に授業参観並びにPTA全体会・学級懇談,午後に川前地区の小・中学校が一堂に会しスポーツ大会がありました。

 中学生は美術の授業を参観していただきました。内容は「川前町賑わいづくり実行委員会」で展示する行灯制作。小学生は社会科でICTを活用し,いわき市の魅力について考える授業でした。

 PTA全体会では、1学期を振り返りながら、学校経営について確認し合いました。また、夏休みに過ごし方、今後の部活動計画についても話し合われました。

 午後は市青少年育成市民会議川前地区推進協議会と共催の川前地区小中交流・少年スポーツ大会。

川前地区の小中学生、保護者や教職員みんなで輪になりお弁当を食べた後は、ドッヂビー対決を行いました。「地区対抗」「混合チーム対抗」「子ども対大人」とチーム編成を変えながら約2時間楽しく汗を流しました。

少人数で人間関係が限られており、集団での学びの機会が少ない中で、今日は子どもたちの笑顔で満ちあふれ、桶売や小白井との交流を深めることができました。

残念ながら、川前A・B両チームは負けてしまいましたが、来年は優勝を目標に体力づくりに努めたいと思います。

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国際交流授業

6月22日(土)
土曜授業として、「国際交流授業」が行われました。
川前の縫製工場にお勤めの中国人の方3名と、いわき市国際交流協会の方3名をお招きし、交流を行いました。

 

事前授業では、中国のことについて調べ、質問を考えました。
大連出身の方も多いと聞いていたので、大連の雨温図を読み取ったり、町の様子から歴史について考えたりして、理解を深めました。

また、パソコン部によって歓迎の掲示も作られ、おもてなしの準備は万端です!

 

いよいよ当日。
中国の食べ物や文化、あいさつなどについて講義いただき、みんなで数字の数え方を一緒に練習しました。


「指で数字を表すとき、日本とはちょっと違います。」
「発音も、指の形も難しい~!!」


また、いろいろ質問してみました。


「みなさんは、なぜ川前に来たのですか?」
「私たちは、日本の縫製の技術を学びに来ています。」

「川前に住んでみた感じた、川前の良いところと、大連の良いところを教えてください。」
「川前の良いところは、空気がきれいなところ。

 大連の良いところは、魚がおいしいところ。

 そして、中国の他の地域に比べると比較的空気がきれいなところです。」

「なるほど!メモとらなきゃ・・・!!」

 

 

後半は、場所を家庭科室に移し、中国の食文化を体験する「餃子作り」を行いました。


中国では、皮も餡も全て手作りするそうで、中国のみなさんの手際の良さにびっくりしました。

皮をのばしたり、餡を包んだりする作業は、初心者の私たちにはなかなか難しかったのですが、中国の皆さんに助けていただきながら、たくさんの餃子が完成しました!

中国で一般的な水餃子と、日本で一般的な焼き餃子の2種類です。

 

ランチルームに集まり、会食。

「水餃子は初めて食べたけど、皮がもちもちしててとてもおいしい!」
と、一同満足げに餃子をほおばっていました。

 

最後は皆さんで記念撮影。


生徒会長が、
「登校中、皆さんとお会いしているので、これからは中国語で“早上好(ザオシャンハオ)”(おはようございます)と言ってみたいです。
謝謝(シェイシェイ)!(ありがとうございました)」
と、お礼の言葉を述べました。

 

後日、事後授業が行われました。
この日のことをふり返り、異文化を理解し、互いに人として尊重し合うことの大切さを確認し合いました。


縫製工場の皆さん、いわき市国際交流協会の皆さん、本当にありがとうございました。

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保健体育科での交流授業

 27日(木)から(保健)体育で「水泳」の授業がスタートしました。今年度は、より多くの人とのふれ合いを通して,社会性を育むことを教育課程の重点目標の一つとしてあげています。そこで,今年度は同世代の子どもたちとの交流の機会を増やすために,(保健)体育で桶売小・中学校の子どもたちとの合同授業を実施することにしました。待ちに待ったプールということもあり,子どもたちの笑顔が、いつも以上にまぶしく見えました。

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