出来事
勿一小だより 9月1日(木)
今日から9月ですが、夏に戻ったような暑い一日となりました。季節の変わり目は暑かったり、寒かったりと不安定ですので、体調管理に気をつけて過ごさせたいと思います。
今日は、6年生は総合学習の時間に「勿来町と勿来一小の歴史」について学びました。植田公民館、勿来公民館にお世話になり、地域歴史研究者で、東日本大震災の伝承施設「いわき震災伝承みらい館」のアーカイブアドバイザーも務めていらっしゃる小宅幸一先生に授業をしていただくことができました。
現在と昔の生活の便利さの違いについて考えることから、今日の授業は始まりました。歴史を知ることをとおして、現在のような便利な生活は、どのようにして作られてきたのかを考えるのが今日のめあてです。
勿来一小は、今から150年前に江戸時代の窪田藩の殿様のお屋敷跡に建てられました。学校の住所が「伊賀屋敷」なのは、殿様の名前が「土方伊賀の守」だったからだそうです。
子どもたちも真剣にお話を聞いています。小宅先生は、地域の歴史を子どもたちの知っている現在の町や学校と結びつけてお話してくださるので、とても分かりやすかったです。
昭和の初め頃は、窪田町通りの両脇が一面田んぼだった写真を見て、子どもたちはその変化に驚いていました。写真や地図などの資料がとても分かりやすいです。
質問コーナーでは、子どもたちから活発に質問が出されました。小宅先生は、どんな質問にもすぐに詳しく答えてくださって驚きました。
授業の最後に、今日の学習の感想発表がありました。一人一人が自分たちの地域の歴史にふれて感じるものがあったようです。おうちの方とも今日の授業のことをぜひ話し合ってほしいと思いました。
子どもたちは、今日の学習をとおして、勿来町や勿来一小の昔についてたくさんのことを知ることができました。そして、先人が多くの努力や工夫をしてきたからこそ今のような便利な社会ができたことに気づくことができました。小宅先生、今日はありがとうございました。
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