センターの研修等
授業力向上講座Ⅱ(小中学校:体育・保健体育)オンライン研修
9月28日(火)総合教育センターPC室にて「授業力向上講座Ⅱ(小中学校:体育保健体育)オンライン研修」が行われました。講師は筑波大学附属中学校教諭 國川聖子先生です。
先生には、「教科の特性を生かした授業の展開」についてダンスや体作りの運動を中心としたご講義をいただきました。
研修者からは「授業のねらいを考え、見通しを持って行うことの大切さを理解することができた」「ダンスでは、簡単な動きを共有することで動きがより発展し、ダンスの楽しさが味わえる」「コロナ禍においても様々な準備等をすることで、生徒たちに運動する意義について考えさせるよい機会となった」などの感想が寄せられました。
オンライン研修となりましたが、貴重なお話を聞くことができました。
ICT活用講座①(中学校)②(小学校)
10月5日(火)と6日(水)に、中学校と小学校に分かれ、ICT活用講座①②を行いました。ベネッセコーポレーションの方を講師に招き、活用が進んでいる授業支援ツールである「ミライシード」の使い方について学びました。GIGAスクール構想がスタートし、タブレット端末をどのように使っていけばよいか、大きな不安を抱えていらっしゃる先生方も多いのではないでしょうか。そのような不安を少しでも減らし、先生方に進んで活用していただくために、実際に端末を操作しながら研修しました。
参加した先生方からは、「今回の研修を通して、授業で活かせそうな場面を具体的にイメージすることができた」「進んで実践しながら活用の仕方を学び、自分の幅を広げていきたい」「今回の研修をもとに、今月末、ICT支援員とオクリンクを中心に全教職員での研修会を開催する」などの感想が寄せられました。
ICT機器やその操作に苦手な先生方もいらっしゃると思いますが、子どもたちのために少しずつで構いませんのでICTを活用していって欲しいと思います。
学校司書研修⑥
10月2日(土)学校司書研修⑥を行いました。
今回の研修は「第7回ビブリオバトル福島県大会浜通り地区予選会」の運営と観戦でした。学校司書の皆さんが各係に分かれて準備・運営を行い、大会が滞りなく進めるよう尽力しました。観戦者としても発表者に積極的に質問するなど、大会を大いに盛り上げました。
初任者研修「特別支援学校参観②オンライン研修」
9月16日(木)初任者研修「時別支援学校参観研修②オンライン研修」が行われました。
講師の先生に福島県立いわき支援学校 教頭 大和田 浩 先生をお招きしました。先生には、「特別支援学校の概要と特別支援教育の視点を生かし学級経営」と題して講義を行っていただきました。
研修者からは「ユニバーサルデザインの3本柱に基づく5つのテクニックを実践していきたい」「児童生徒の困り感の背景にある実態を見極めることが大切である」「ユニバーサルデザインを意識した教室環境を整えていきたい」という感想がありました。
オンラインの研修でしたが、貴重なお話を聞くことができました。
学校組織マネジメント講座
9月14日学校組織マネジメント講座をオンラインで開催いたしました。
講師にWeness Japan Coaching & Consulting代表取締役の大野宏先生をお迎えし、コーチング技法を生かした学校課題への対応についてご講義いただきました。
・答えはクライアントの中にある
・プロセスを褒める
・氷山の中にある声をきく
・沈黙は答えの一部
・・・など大野先生の数々の言葉が心にしみる研修でした。また参加された先生方にもチャットやロールプレイなどで積極的に参加していただき、学びを深めることができました。
学校現場では、組織としてのチーム力向上が求められておりますが、そのためには一人一人の成長を促すような関わりができる存在が必要不可欠です。また、コーチングの技術は子どもたちへの関わりに生かすこともできます。学校が活性化し、子どもたちや教職員にとって、勇気と希望と感動が生まれるそんな学校マネジメントに、今回の研修での学びを生かしていただければと思います。
初任者研修「特別支援学校参観研修①オンライン研修」
9月9日(木)初任者研修「特別支援学校参観研修①オンライン研修」が行われました。福島県立平支援学校 教諭 稲田 健実先生と長岡 麻衣先生を講師として、「特別支援学校の現状と課題」についてご講義をいただきました。
稲田先生は支援学校(高等部)を卒業した後の進路について、長岡先生は特別支援学校の地域支援について、具体例をもとに研修を深めることができました。稲田先生、長岡先生お二人とも、子どもの可能性を伸ばす指導の実践がとても参考になりました。
研修者からは「『環境で障がいをなくす』という言葉が印象的でした」「目の前にいる児童のできないことを仕方ないと考えない」「子どもの行動の背景を見つめていきたい」「できないことに目を向けるのではなく、できることを活かす工夫が大切」などの感想がありました。
オンライン研修となってしまいましたが、講義を通して、子どもの可能性を伸ばすための様々な支援の在り方について、研修を深めることができました。
図書館教育研修
8月31日(火)図書館教育研修をオンラインで行いました。放送大学学園客員教授 堀川照代先生に「学校図書館の機能の充実と活用について」ご講義をいただきました。
学校図書館の活用を、読書センターの機能、学習センターの機能、情報センターの機能に分けて具体的にお話いただいたことで、研修者は図書館の活用について様々なアイディアが浮かんでいたようでした。
また、学校図書館活用とICTの活用についてのお話もあり、「ICT教育と連携を図り児童の力を最大限に引き出していきたい」「教科横断的な視点から学校図書館の活用の仕方を学校全体で見直したい。」などの感想があがりました。
授業力向上講座Ⅰ・Ⅱ(中学校社会)
8月19日(木)に「授業力向上講座Ⅰ・Ⅱ中学校社会」の研修をオンラインで行いました。新型コロナ感染症感染拡大に伴い、急遽、オンライン研修という形で行いました。
午前の講座Ⅰ(基礎)では、福島大学附属中学校の阿部哲先生を講師に招き、単元を貫く学習課題の設定の在り方や1人1台端末を使用した社会科の授業づくりについて、講義・演習を行いました。Google Jamboard(グーグル ジャムボード)やテキストマイニングの活用について、具体的に教えていただきました。
午後の講座Ⅱ(実践)では、福島県教育センターの渡邉大輔指導主事を講師に招き、学習指導要領を踏まえた社会的な見方・考え方、意図的な問いを基にした授業展開について、講義を行いました。加えて、小学校社会科の実践紹介を通して、小学校と中学校の社会科のつながりについても学びを深めました。
オンラインで参加した先生方からは、「Googleフォームやテキストマイニングなども、特に公民の授業の中で意見を交換したり、確認したりするときに活用し、より効果的な授業にしていきたい」「社会科の3分野で考えられる視点を生かして、生徒自身が問いを考えられるような授業(単元)構想をしていきたいと思う」などの感想が寄せられ、オンラインではありましたが、それぞれに有意義な研修になったようです。
センターでも、対面研修ができないときのオンライン研修の在り方や内容の充実について、検討を重ねていきたいと思います。
ALT研修
8月25日(水)に、ALT研修をオンラインで実施しました。午前中は、「令和3年度外国語指導助手辞令交付式」があり、ALT12名の呼名後に水野達雄教育長から、ALTを代表して、ジェシカ・ガノン(センターALT)が辞令を受け取り、水野教育長から「いわきの子どもたちのために力を尽くしてほしい」との英語での挨拶をいただきました。オンラインで参加しているALTたちも真剣に聞いていました。
午後は、11月に実施するEIC(イングリッシュ・イマージョン・キャンプ)についての話し合いを行いました。
例年であれば、夏祭りに参加したり、旅行に行ったりして夏休みを楽しむところですが、ALTたちは、英語弁論大会の指導をしたり、2学期の授業の準備をしたりと、仕事以外は家でゆっくり過ごしていたようです。
2学期の授業で、そんな夏休みを話題にして、児童生徒とコミュニケーションをとっていくことを、ALTたちは楽しみにしています。
授業力向上講座Ⅰ・Ⅱ(中学校英語)
8月19日(木)に、授業力向上講座Ⅰ・Ⅱ(中学校英語)をオンラインで実施しました。
講座Ⅰでは、磯上指導主事より、「教科の本質に迫る授業の設計」と題して、学習指導要領における外国語科の目標をもとに授業設計について講義がありました。講義の最初に、オリンピック競技についてのクイズを紹介しましたが、それを受けて先生方が個性光るクイズを作成し披露しました。児童生徒の生活に寄り添い「目的や場面、状況を設定した言語活動」について共有しました。
講座Ⅱでは、内郷第三中学校 教頭 菊田啓希先生より、「教科の特性を生かした授業の展開」と題して、講義をいただきました。4月から新しくなった教科書に係るホームページや教材の利用の仕方、また、授業で実践している活動や資料について紹介していただきました。実際に、タブレットを使った教材作成など、授業で即活用できる内容がたくさんありました。常に、生徒に寄り添って授業を実践していることが伝わる講座でした。研修者からは、「教師自身が生徒と授業を楽しむことが大事だと思った」という感想がありました。
2学期の授業で、今回の講座で研修した内容を実践していただきたいと思います。