こんなことがありました

出来事

ふくしま学力調査

 ふくしま学力調査が行われました。4年生・5年生・6年生が国語・算数・質問紙について取り組みました。この調査は、経年的にその子の伸びを見られる調査ですので、その子ががんばったところを私たち教職員が丁寧に分析し、良いところをさらに伸ばし、苦手なところを補ってあげられるようにしたいと考えております。

 

運動会スローガン決定

 代表委員が集まって話し合い、今年度の運動会のスローガンが決まりました。今年度のスローガンは、『仲間とチャレンジ輝け!!赤白が燃え上がる最高の運動会へ』です。少しずつ、運動会の練習が始まってきました。本番当日を楽しみにしていてください。

学校探検(1・2年生)

 学校探検が行われました。2年生が、1年生を案内してくれました。緊張しながらも、上手に案内してくれる2年生。わくわくしながら沢山の発見をする1年生。学校中に、温かい雰囲気があふれていました。

 

今日の様子

 本日も子どもたちの笑顔があふれています。1年生は、集会室で自己紹介をしていました。自分のことをお友達に理解してもらうために、考えながら話している1年生。とてもたくましく見えました。聞いている人も、聞き方がとても上手でした。

交通安全推進委員委嘱状交付式

 福島県いわ警察署警察署常磐分庁舎交通第一課交通第四係主任 佐藤 祐紀普 巡査部長さんにご来校いただき、6年生に交通安全推進委員の委嘱状が交付されました。学校や家庭で子どもたちが交通安全を守るために、行動に移してくれると思います。保護者の皆様におかれましては、ご理解とご協力をいただくよう、よろしくお願いいたします。

 

4つの力

 今年度も子どもたちに『4つの力』(「私の考えを見つける力」「私を表現する力」「仲間と高め合う力」「チャレンジし続ける力」)を身につけるために教職員一丸となって努めて参ります。子どもたちが今年度一年間、どの力を重点的に頑張るのかを考え、校長室前の掲示板に自分で選択し掲示することにしました。子どもたち一人一人が学校生活の中、家庭生活の中で意識しながら生活できればいいなと考えております。

 

授業参観・懇談会・PTA総会

 本日は、お忙しい中、たくさんの保護者の方々に御来校いただき、誠にありがとうございました。お子様の成長した姿は、いかがだったでしょうか。教職員一丸となって、180名誰一人取り残すことなく支えていきたいと思います。どんなことでも、学校へご相談ください。よろしくお願いいたします。

 

全国学力・学習状況調査(6年生)

 全国学力・学習状況調査が行われました。6年生は、集中して取り組んでいました。今回の結果を分析し、日常の授業に活かし、子どもたちの学力向上に役立てていきたいと思います。

 

縦割り班オリエンテーション

 一年間活動する縦割り班ごとに集まり、親睦を深めました。爆弾ゲームをしながら、自己紹介を行いました。特技の披露などがあり、こどもたちからたくさんの笑顔があふれていました。準備、進行を務めた6年生、ありがとうございました。

 

避難訓練

 避難訓練が行われました。子どもたちは、真剣に参加していました。長倉小の子どもたちは、すごいです。自分の命は自分で守ること。命を大切にすることを全校で確認しました。子どもたちの安全・安心を守れるようにしていきたいと思います。

 

朝の体力作り

 朝の体力作りが行われました。校舎から校庭に出るまで、走り終わって校庭から校舎に戻るまで、全く動きに無駄がありませんでした。自分の目標に向かって一生懸命に頑張る子どもたち、子どもたちが充実感・満足感を得られる方向に導いてくださる先生方。年度の初めから、長倉小学校の子どもたちの生き生きとした姿がたくさん見られています。

 

委員会活動

 今年度最初の委員会活動が行われました。組織づくりを行うとともに、今年度の活動計画を立てました。6年生を中心に、今年度も学校のために活躍してくれると思います。

 

朝の活動

 長倉小学校の子どもたちは、朝から積極的に活動します。2年生は、お花の手入れ。ちゃんと種ができるように、かれた花びらを摘んでいました。命のバトンをつなぐ作業を一生懸命行っていました。6年生は、鼓笛の練習です。自分たちで考えながら自主的に行っていました。1年生も、鉛筆をもってノートに書く活動を行っていました。少しずつペースをつかみながら、子どもたちが成長しています。先生方の取り組みにも感謝です。

 

1年生オリエンテーション・ニコラス先生の外国語の授業

 1年生は、小学校二日目です。オリエンテーションが行われ、下駄箱などを確認しました。みんな覚えるのが早くて、素晴らしいです。今年度も外国語の授業は、ニコラス先生にお世話になります。6年生の子どもたちは、意欲的に発表していました。ニコラス先生、今年もよろしくお願いします。

令和6年度入学式・第1学期始業式

 令和6年度がスタートしました。大きな返事、立派な動きのできる6年生。よい姿勢で、話の聞き方が上手な2年生から5年生。令和6年度も、子どもたちがどんな活躍をするのか楽しみです。入学式の1年生も、大変立派でした。ご来賓の皆様からも、1年生が素晴らしかったとお褒めのお言葉をいただきました。新入生児童の保護者の皆様、本日は、誠におめでとうございます。

 

新年度のスタートに向けて

 令和5年度は、長倉小学校の教育活動にご理解とご協力をいただき、ありがとうございました。令和6年度も、子どもたちのために、教職員一丸となって取り組んで参りますので、何卒よろしくお願いいたします。新しい先生方をお迎えし、4月8日月曜日の新学期始業式・入学式に向けて、少しずつ準備を進めているところです。今日は、先生方が協力しながら、新1年生の教室環境を整えてくださいました。児童のみなさん、もう少しで新学期ですね。4月8日月曜日に、元気な姿を見せてくださいね。楽しみにしています。

令和5年度、離任式!

3月28日(木)、離任式を開催させていただきました。保護者・卒業生の皆様もお越しくださいました。ありがとうございました。転出する先生方のお話の中心はやっぱり子どもたちと過ごした日々のこと。長倉小学校大好きです!

続いて、5年生代表児童が感謝の言葉を伝えました。各先生方の素敵なところをたくさんお話しくださいました。そして新たな出会いのもとでお互いに頑張っていきましょう!と。花束も贈呈いたしました。

お見送りからも先生方と子どもたちの絆の強さを実感!私たちは、何かのご縁で皆様と出会い、一年単位で一緒に暮らして参ります。今年も四季の移り変わりをともに感じ、成功や失敗、勉強に運動に、経験を積み重ねてお互い成長して参りました。今日は子どもたちも先生方も新たなステージへと進む日でございます!

皆様への感謝の気持ちを校歌の歌詞に寄せて、これからも「夢を追い、われら進まん!」。長倉小学校にかかわる全ての皆様に改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました!

令和5年度、卒業証書授与式を挙行!

3月22日(金)、ウグイスが谷を飛び立ち、大きな木に向かっていくが如く、まさに鶯遷の時を迎えた今日この佳き日に、御来賓の皆様の御臨席を賜り、保護者の皆様と在校生が見守る中、令和5年度の卒業証書授与式を挙行できますことは、誠に喜ばしい限りであり、皆様に深く感謝申し上げます。

ただ今、呼名されました本校創立116年目の卒業生34名の皆さん、卒業おめでとうございます。私は、卒業生の皆さんとは2年間をともに過ごしてきました。一昨年の4月に、初めて顔を合わせた時の皆さんは、6年生の先輩の活躍に甘える存在で、高学年としてどう振る舞えばよいかまだ迷っているという印象を受けました。

転機となったのは、昨年3月に行われた、伝統ある「ながくらの鼓笛」の引き継ぎだったように思います。先輩から「鼓笛は、自分たちが心を一つにして団結していることを表現するものであり、その精神こそ長倉小学校の伝統である」という教えを受け継ぎました。メジャーバトンが手渡された瞬間、皆さんは背筋をピンと伸ばし、美しい立ち姿勢となりました。最高学年となるという自覚と責任が芽生えた瞬間だったのではないでしょうか。

そして、皆さんらしさが発揮され、素晴らしいと感じた出来事が2つあります。1つは「6年1組いじめ防止対策基本法」と「長倉小学校タブレット端末活用のルール」を作成したことです。自分だけでなく友達も被害に遭わないで欲しいという願いをもち、自分たちのきまりは自分たちで決める、そしてみんなで守っていく!という自治の精神を見事に行動に表していきました。


もう1つは地域貢献活動。昨年9月の台風13号による大雨災害に対して、代表委員が「今回はそんなに災害に遭わなかったけど、いつ自分が災害に遭うかわからない。だから今回は私たちで何かお手伝いできないか?今の私たちにできることは?」という問いを見出し、全校生や保護者に思いを伝え、そして街頭に出て広く募金を集め、被災した小学校とボランティア活動の皆さんに、応援フラッグやメッセージカードとともにお届けし、善行賞をいただきました。

この2つの取組は、小学生であっても、地域の一員であり、地域のために活躍できるんだという社会参画の意思を見事に表明した価値あるものと感じました。この気高い心意気は、長倉小学校の新たな伝統となって、ながくらの鼓笛とともに後輩たちに受け継がれていくことでしょう。

こうした活躍を見せてきた皆さんには、2つの強みがあると感じています。1つは「行動力」。自ら考えたことを実行に移していく力です。もう1つは「対話力」。会話を通じて思いを擦り合わせていく力です。中学校生活でもこの2つの強みを生かして、その時々で最善のパフォーマンスを表現し続けていくことを期待します。そして、自分の得意なことや個性を見出し、学級通信の名前の通り「ファンタスティック」な人生を探究し続けていくことを願っています。

保護者の皆様に申し上げます。本日は誠におめでとうございます。お子様は、この混沌とした予測困難な時代を切り開く希望の存在として、将来必ず社会で活躍していくものと信じております。引き続き、ご家庭・地域・学校が一体となって子どもたちを見守り、成長を支えて参りましょう。

また、これまで6年生のよさを引き出し、学びをエスコートしてきた担任の先生はじめ本校教職員にも改めて感謝いたします。私たち教職員も、子どもたちの輝かしい未来に、今後も、精一杯のエールを送り続けて参りましょう。

結びに、卒業生34名の前途に幸多かれ!とお祈りし、式辞といたします。

令和5年度、修了式を挙行!

3月22日(金)、令和5年度の修了式を実施いたしました。今朝は浜通りブルーが出現し、子どもたちの一年の頑張りをお祝いしているようでした。

式では、「4つの力」を発揮して、一日一日を積み上げ、大きく成長してきたことをお互いに拍手で称え合い、各学年の代表に修了証書をお渡ししました。

1年生は、特に「私を表現する力」を発揮してきましたね。お話し好きで、毎日の出来事を小さな体を目一杯使って教えてくれました。4月からは、黄色い帽子ともお別れをして2年生になります。これからもたくさんお話をして、楽しい毎日を過ごしていきましょう。

2年生は、特に「チャレンジし続ける力」を発揮してきましたね。朝ランでは、校庭から一番遠いところに教室はありますが、元気いっぱい走り続け、体も大きくなりました。4月からは中学年、6校時の日が増えて、総合的な学習や理科、社会などの学習も始まります。これからの授業はもっともっと楽しくなっていきますよ。

3年生は、特に「仲間と高め合う力」を発揮してきましたね。みんなで湯本温泉を探究し、立派な温泉博士ちゃんとなりました。理科の授業では、蝶の蛹から蜂が出てきてビックリしましたね。来年は委員会活動やクラブ活動も始まりますから、ますます楽しい毎日となりそうですね。

4年生は、総合の発表が印象に残っています。仲間と協力して発表内容や伝え方を何度も作り直して、しっかりと自分の思いを伝えることができました。特に「私を表現する力」「仲間と高め合う力」を発揮しましたね。4月からは1学級となる予定です。仲間が増えることは、それだけたくさんの意見を聞けるということ。このチャンスを活かして、さらに成長していきましょう。

5年生は、特に「自分の考えを見つける力」を大切にしてきました。沢山のスペシャリストと出会い、謙虚に学び、「やっちゃえ長倉!」をスローガンに、自ら行動を起こす大切さや楽しさを実感してきました。そして「チャレンジし続ける力」を発揮し、ゴミ拾い活動の輪を広げ、善行賞や小さな親切実行章の受賞という素晴らしい活躍をしてきました。4月からはいよいよ6年生、学校の顔です。創立117年目を向かえる長倉小学校で、皆さんがどんな活躍を見せていくのか、楽しみにしています。

次に皆さんと顔を合わせるのは、4月8日。その時、皆さんは、どんな目標で、何にチャレンジしていきますか? 4月に見事なスタートダッシュがきれるように今から準備を始めてください。そして、新しい1年生が入学してきます。お兄さん・お姉さんとして、優しく、親切に、迎えてあげてください。

一年間、主役の子どもたちを支えてくださいましたご家族、地域の皆さま、そして先生方にも改めて感謝申し上げます。ありがとうございました!

令和6年3月21日(木)の長倉小学校!

本校は毎日あちこちで子どもたちも先生方も「4つの力」を発揮し合い、わくわくする日々を送ってきました。今日だけでもたくさんのドラマが...。写真多めにご紹介いたします。

今日の1年生はマイプランターを移動することからスタート。4月に入学してくる1年生のために場所を移動したとのこと。今日も頑張ろう!と1校時にお邪魔してみるとなんとこの方の後ろ姿が...。

「お早うございます。トマトの苗植えに来たよ。みんなも大きくなってね!」とのことで、今日は1年生と今野先生の出会いの日となりました。新たな師匠との出会い!これからずっとずっとかかわっていただけそうですね!お楽しみ会も開いて楽しい一日を過ごしました。

2年生も今日はお楽しみ会を開いて笑顔笑顔の時間を過ごしていました。メッセージカードを交換し合い、これまでありがとう!また来年一緒に頑張ろうね!と、ふだんはなかなか言えないことを書き合って、さらに笑顔笑顔となりました。

3年生は、 19日(火)に2年生に「3年生の学習を紹介する会」を開催しました。「3年生になったら習字のお勉強もあるよ!だんだん上手に書けるようになって嬉しいです!」等々、3年生の学習を2年生にしっかりと伝えてくださいました。同時に、自分たちの一年間を振り返る機会にもなりましたね。

人前で発表することに自信がついてきて、質問に対しても、相手を考え丁寧に自分の言葉で説明する姿がとても印象的でした。発表する度に先生と振り返りをして、次はどうする?という目標を持ってチャレンジしてきた成果ですね。今日は一年の記録写真を見ながら、自分とお友達の成長を見てニコニコ喜び合っていました。

19日(火)のこと。あま~い香りがしてきたぞ!と、発信源を突き止めてみるとやまなし2組。りんご飴づくりの要領でいろいろな飴をつくったとのこと。「好きな飴を選んでくださ~い!」ということなので5つとろうとしたら3つまで!と叱られてしまいました...。今日もお楽しみ会で大盛り上がり。子どもたちの「やりたい!」がきっかけとなって多様な学習経験を積み上げてきました!

こちらは4年生。 算数や理科の授業でお世話になった先生に、一年間ありがとうございました!と似顔絵入りのお手紙をお渡ししていました。このサプライズに先生たちも大喜びで、職員室でもニコニコでございました。羨ましい~。自分たちで企画したお楽しみ会も絶好調!楽しい時間を過ごしていました。

5年生は、卒業式会場づくりで細かいところまで気を遣って活動してくれました。ありがとうございました!それで、お邪魔したのは総合的な学習の時間。地域貢献のためのプロジェクトを企画し実践してきた5年生。今日は本校が誕生したルーツを深掘りし、炭鉱が栄え、閉山し、ピンチを乗り越えてきた先輩方の生き方に触れました。そんな痕跡が自宅周辺にあることを資料を見て知って、驚きましたね。さあ、もっともっと地域への思いをふくらませていきましょう!と話し合っていました。今年度最後の授業でしたが、子どもたちの学びを止めない!

やまなし1組は、6年生の先輩が卒業することをお祝いする会を開催!楽しい時間を過ごしていましたが、会の終わりに6年生から先生へ「ありがとうございました!」というあいさつが述べられると一気に悲しさが...。頼りがいのある大好きな先輩。明日は笑顔でお祝いしましょう!

そして6年生。本校の多彩な縦割り班活動のリーダーとして活躍してきました。今日は最後のお掃除活動。終わりあいさつの時、なんと班の後輩たち一人ひとりにメッセージカードを渡してくれました。校舎のあちこちから大きな拍手が聞こえてきましたね。優しい先輩、憧れの先輩、ありがとうございました!

そして教室では、算数の授業でお世話になった先生による最終講義が行われていました。と言いますのは、算数の先生、じつは入学したての頃の担任の先生なのであります。6年間ずっと成長を見守ってくださいました。子どもたちから手紙をいただいて最高の笑顔!

それから担任の先生にもお手紙を。あらっ、そのお姿は明日お見せする予定だったのでは...。

笑顔あり、涙ありの一日でございました。明日はいよいよ一年を締めくくる修了式、そして6年生の卒業式です。6年生が暮らす北校舎3階には先輩の旅立ちをお祝いしようと、各学級からの寄せ書きが掲示してあります。

修了式・卒業式の会場となる体育館には今年もサイネリアを飾りました。花言葉は「いつも快活」「喜び」。この花言葉に心を寄せて、子どもたちと最後の時間を過ごして参ります!

卒業間近の6年生、今日は...。

3月19日(火)、6年生の教室では担任の先生がニカラグアの民族衣装に着替えてダンスを披露していました!

じつは、担任の先生はJICA青年海外協力隊に応募し、2年間、中米ニカラグアでボランティア活動をしてきた経験がございます。いよいよ小学校卒業を迎えた6年生に、これからの人生や生き方を考えるきっかけにして欲しいと流ちょうなスペイン語も交えてご講義くださいました。

ニカラグアでのボランティア活動は私たちが想像している以上に大変。でもやり甲斐があって人生観が変わったとのこと。素晴らしい経験ですね。そんなお話を聞いたからには、今できること!としてお世話になってきた校舎をきれいにしましょうということになり、早速手分けをして校舎内のお掃除を行ってくださいました。ありがとうございました!

それで、先週からお昼の放送で、5年生の企画による「6年生卒業おめでとう特集」が行われています。各先生方から6年生にメッセージと歌をプレゼントするという内容。これまで、教頭先生から「友よ」、教務主任の先生から「ビリミニオン」等々の曲が贈られてきました。5年生の皆さん、ありがとうございます!

階段掲示板に注目。放送で流れた先生方からのメッセージや曲が更新されているのですが、その景色がまるで昭和のレコード屋さんといった感じがして、ちょっとした話題となっています。現代ポップ?青春的な?なかなか売れないフォークシンガー?完全に演歌...。

その中でもやっぱりコレ!6年生を魂で応援してくれています。お見事!

残り2日となってしまいましたが、なんか元気が出てきました!最後の最後までウルトラソウル!HEY!

5年生チャレンジ!じゃがいも編

3月18日(月)、今年度最後の一週間が始まりました。22日(金)の修了式、そして卒業式に向けて、まずは健康第一で準備を進めて参りましょう。

15日(金)のことになりますが、5年生はじゃがいもの苗植えを行いました。来年度に向けた学習のスタート、畑を使った学習一番乗り!でございます。講師は、今年も学校評議員の今野先生、そして奥山様にお手伝いいただきました。

用務員さんに畑の土を起こしていただき、溝を掘って、まずは肥料入れから。「これは大事だがんない!」とのご助言を受けて、強風の中、丁寧に丁寧に...。

そして、「美味しくなーれ!美味しくなーれ!」の呪文とともに、つきあかりやインカのめざめ等々のじゃがいもの種を土に入れていきました。土かぶせも丁寧に丁寧に...。

「ご苦労様でした!」って終わらないところが今野先生の素敵なところ!最後の最後、今野先生が怪しげな箱を持ち出してきて、「種も仕掛けもないこのAIボックス?!からみなさんにメッセージが出てきまぁーす!」とのことで、空のはずのボックスの中から文字カードが続々と出てきて...。

「祝・進級、最高学年へ!6を背負うプライドを持って!」のカードが出来上がりました。長年、本校生を見守ってきている今野先生から、5年生への期待のメッセージをいただきました。5年生一同、ありがとうございます!頑張ります!

今日植えた種いもの中には、間もなく卒業する6年生からいただいたものもありました。長倉いも!です。本校は毎年収穫したじゃがいもの一部を後輩に引き継ぐ習わしがあり、よって5年生は今日の作業を丁寧に丁寧に行っていたしだいです。6月頃に収穫となるのでしょうか?その時5年生は6年生!学校の顔としてどんな活躍をしているか、楽しみなのでございます!

皆さん腰は痛めませんでしたか?さあ日々精進して、じゃがいもとともに立派に育ってくださいね!

今週の学校生活アラカルト!

間もなく年度末を迎えますが、今週もあちこちで子どもたちと先生方が「4つの力」を発揮し合い、手を抜かず全力で成長へのチャレンジを行ってきました。日の出の時刻も早くなってきましたね。まずは登校の様子を二宮金次郎さん目線で。

子ども広場はいつものように大賑わい。この日は1年生がなわとびにチャレンジ。あちこちから、見て!二重跳びできるようになった!オレ10回できるし!等々の声が響いていました。

3年生はオオタニさんグローブでキャッチボール!グローブにどうやって手を入れるの?というところからのスタートでしたが、これで野球やるんだ!すごいすごい!の声がとっても新鮮。

こちらは4年生。やっと使えた!とオオタニさんグローブをみんなで仲良く回してメジャーリーガー気分を味わっていました。

青空に向けてボールを投げてフライ捕球。もっと高く上げて!のご要望にお応えしたら3階に上がってしまい、失礼しました。そこから投げて!に応えてボールを落としたらナイスキャッチ!とはいかず...。それでも子どもたちを笑顔にしてしまうオオタニさんグローブのパワーはスゴすぎ!

やまなし学級では、一人ひとりのペースを大事にして学習のまとめにチャレンジ!同時進行で新入生を迎えるための掲示板の制作にもチャレンジしていました。徐々に桜の花が満開に近づいています。

こちら電子黒板で都道府県の名前と位置を答えるタイムレースにチャレンジ!正確かつ迅速に全問正解した3年生に大きな拍手!一方で「叶わない!」と悔しさをにじませた6年生、それでも諦めずに復習する姿、素敵です!

図書館も子どもたちのお気に入りの場所。そろそろ今年度の読み納めでしょうか。2年生は、このコーナーに新しい本が入ったんだっけ!このシリーズ読んだ!100冊読んだよ!と話をしながら本を返却していました。学校司書の先生のご支援により本の魅力を子どもたちに伝えることができました。

こちらは学校近くのガニラー公園に出かけた5年生。地域の美化活動にチャレンジしてきて善行賞をいただきましたが、今日は改めて現場確認をしたのだそう。残念ながら...という状況でしたが、子どもたちは笑顔笑顔でゴミを拾い、分別しておりました。

活動後は公園のアクティビティーを堪能。今年度、本校の子どもたちの学びの場は学校から地域に拡大していきましたが、その効果は絶大!これからも「地域に貢献したい」という子どもたちの純真な思いを大切にして参りましょう!

下校前の2年生、これまで制作してきた芸術作品を整理して持ち帰るのだそう。コレクションの数々を全身を使って披露してくれました!今週は、大きな荷物袋を手に下校する姿がありましたね。一年間、頑張りました!

校舎内は6年生の卒業に向けたお祝いモードへ。大好きな6年生と一緒に登校できるのもあと3回ですね...。

日の入りの時刻も遅くなってだいぶ春めいて参りました。二宮金次郎さんも読書時間を増やせる!と喜んでいるとのこと。来週は今年度最後の週となりますが、長倉小学校のチャレンジはまだまだ続いて参ります!

3・4年生、勝手にいわき湯本温泉シンポジウムを開催!

総合的な学習の時間で一年をかけて地元の温泉を探究してきた3・4年生、それぞれの学年・学級の成果を発表し合う会を3月8日(金)に開催しました。

これまでかかわっていただいた講師の皆様をご招待。久しぶりの再会に「◯◯さん、こんにちは!」「◯◯先生、ありがとうございます!」とご挨拶。自分たちの学びの成果を聞いてもらいたい!知ってもらいたい!という思いがひしひしと伝わってきました。

まずは3年生。これまで授業参観等で発表してきた経験を踏まえて、各グループの一体感がいっそう高まりましたね。一人ひとりノー原稿でハキハキと大きな声で報告・主張し、それらがを組み合わさってグルーヴ感がお見事!

まとめとして述べていた「こんなに魅力ある湯本温泉を全国の人に知って欲しい!入って欲しい!」「年間60万人の人に来て欲しい!」等々の発表は、子どもたちの単なる思いではなく、探究の成果を積み上げたからこそ湧き起こってきた思い、主張です!

3年生の発表を視聴した4年生、「長倉小の校章が鶴の伝説に関係しているかもって話にびっくり!確かにこれは鶴だね!」との感想。嬉しくなって校章を何度も見てしまいましたね。そして「相手に伝わるように僕らも頑張る!」等々の思いを抱いて、温泉ブラザーズを筆頭に4年生も熱い発表を行いました。

4年生もこれまでお互いの発表を見せっこして相互評価を行い、授業参観で披露し、さらに改善を重ねて本日を迎えました。研究内容・方法ともに磨きがかかって、堂々と発表する姿にビックリしました。

温泉クイズ、顔の洗い方の実践など視聴者参加型のプレゼンもあって楽しかったですね。さらに温泉体操の紹介では、講師の鈴木真澄先生も加わり、場を盛り上げてくださいました。心もほっかほか!

お互いの発表を視聴し合ってからの感想発表。率先して手を上げる姿がとても印象的でした。それだけ「温泉」にどっぷり浸かっているからですね。そして「やっぱり湯本の温泉は最高!」「未来につなげていきたい!」という思いに至りました。このことを多くの方に知っていただきたい!!

講師の皆様からは、「もはや皆さんは温泉の先生!」「温泉の百科事典!」「温泉は全ての人を幸せにするものですね!」「未来に向けての言葉・思いを聞くことができてよかったです!」「職場にこんなに温泉好きな子どもたちいることを広めていくね!」「将来につながる学び!何でだろうと突き詰めていったら将来の目標が見つかっていくよ!」「未来は明るいね!」等々のお言葉をいただきました。

子どもたちもお世話になった皆様に恩返しが出来た!と満面の笑顔を見せて、休み時間も惜しんで温泉トークを楽しんでいました。本日、素敵なシンポジウム?!大成功でございます。

本日の3・4年生の姿から私たちが学んだことは、子どもたちにはすでに立派に学ぶ力があって、それが自立しているということ。私たちは、これからも子どもたちが夢中になって学べる環境づくりと、伴走者としての腕を磨いていきたいと思います。

県共同募金会より感謝状をいただきました!

3月13日(水)、いわき市社会福祉協議会常磐地区協議会長の渡辺昌昭様がお見えになり、全校生を代表して6年生に感謝状をお渡しくださいました。

渡辺会長から「台風災害の時の募金活動ありがとうございました。今回の感謝状贈呈は、長倉小学校が共同募金運動に10年連続して協力していただいたことによるものです。本当にありがとうございます。」とのお言葉を頂きました。代表委員からは「10年前といったら私は2歳くらい?ずっと続けていたんだ...」「続けることは大事!」という気づきとともに御礼の言葉をお伝えしました。

「赤い羽根」「歳末助け合い」というキーワードで今年も募金活動に協力して参りました。ご高齢の方、障がいのある方、子ども等を支援する県内の様々な地域福祉活動、そして災害発生時に被災した人たちを支援活動にも役立てられているとのことです。「先輩たちにも感謝しなくちゃ!」という6年生の言葉とともに、この場にて本校卒業生の皆様にご報告させていただきます。これからも「今のわたしにできることは?」をテーマに地域貢献活動を大事にして参りましょう!

大谷翔平さんからのグローブ到着、そしてご披露!

3月11日(月)のオンライン集会では、メジャーリーガーの大谷選手から3つの野球グローブが本校にも届いたこともお伝えしました。当然、校内のあちこちから歓声が...。今朝登校してきた4年生から早速「大谷選手のグローブ使わせてください!」とのお申し出。「ん~...」と曖昧な返事をしたところ、お友達と目で会話して「やっぱ6年生でしょ!卒業する前に届いてよかったしさ!」との回答。「やさしいね。そうしようね!」ということで、本日6年生に体育館でご披露申し上げました。

「はいっ、これです!」と披露したところ、6年生から「黒色ではない。それは違います!」とつれない反応が...。

仕切り直しでございます。いただいたグローブはこちらです!と紹介すると「オオタニサンのグローブだ!」となって、すぐに手に取って、いいね!見して見して!かっけぇー!メジャーだ!オオタニさんのサインだ!すっげぇー!とやんややんやの大盛り上がりでございました。 

大谷選手からのメッセージには噂の通り「野球しようぜ。」と書かれてあり、早速キャッチボール!未来のメジャーリーガーが次々と誕生していきました。

初めてグローブに手を入れた!というお友達とともに飛球(フライ)を捕ろうチャレンジする様子もあって、みんな笑顔になって楽しい時間を過ごすことが出来ました。オオタニさん、ありがとうございました!

まっ、こんなエラーシーンもありましたが、オオタニさんのグローブは悪くない!というのが6年生の一致した見解でございました。

私の黒いグローブも大事に扱ってくれてありがとうございました!

私は大谷選手からのこのプレゼントが「3.11」に届いたのは偶然ではないように感じています。大谷選手は私たちと同じ東北地方の岩手県出身で「3.11」を経験している人ですから。そして6年生が卒業を迎えるこの時期に届いたことにも大変意義深く感じております。

幼いときから志を高くもち、努力を積み重ね、いわゆる「二刀流」の選手としてそれまでの野球の常識を打ち破ってきた大谷選手から、今日は元気と勇気をストレートにいただきました。これから各学年を巡回させて参ります。大切に使わせていただきましょう!

3.11追悼集会を開催しました。

「3.11(東日本大震災)」から13年目を迎えました。学校ではオンラインで全校集会を開催し、校長講話を行いました。子どもたちは直接の経験をしていない世代となりましたので、改めて「3.11」の概要をお伝えしました。

また、ぜひ当時の人々の表情や身近な地域の景色はどんなだったか、全国あるいは世界の人々からどんな支援をいただいてきているのか、そして今はどうなっているのかについて知り、自分なりの言葉で話ができる人になって欲しいと話しました。「3.11」のことを話ができる人は、災害発生時にだけでなく、ふだんの生活においても、命を大切にできる人、思いやりの心でやさしい行いができる人になると思うからです。今日は、「3.11」に関する報道が流れますから、家族の皆さんとぜひお話し合いくださいと呼びかけました。

集会後の1年生、校長講話の感想を発表し合っていました。「たくさん人が亡くなったんだ、大変だったんだ」「今こうして生きているってすごいと思いました」等々の声が。3年生は担任の先生の経験談。4年生は担任の先生が「僕が小学4年生の時だったんだよ。ちょうど皆さんと同じ年齢のとき。大変だったことを思い出します」とのこと。これには子どもたちも「そうだったんだ~。ビックリしたよね」との感想。どの学級も「3.11」について語り合ってくださいました。先生方ありがとうございました。

今朝は、青少年育成市民会議の皆様に朝のあいさつ運動を実施していただきました。毎月ありがとうございます。畑を見ると、じゃがいもを植える準備に来たよ!と長年お世話になっている今野先生のお姿が...。養護教諭とともに土作りをしてくださいました。ありがとうございます。今日はいつも以上にありがたい!という思いと幸せを実感した一日でございました。

今年度の登校日もいよいよ一桁となりました。今できる最善のことを精一杯積み上げて参りましょう!

ありがとう、大好きな6年生!

3月5日(火)に全校児童が体育館に集い「6年生を送る会」を開催しました。「ありがとうざいました!」を様々なカタチでお互いに伝え合いました。会の初めは6年生入場。校旗に続き34名を拍手でお迎えしました。

1年生からは歌に続いて「大好きな6年生とじゃんけん列車がやりたいです!」とのお申し出。初めはマジッ?!という反応を見せていた6年生でしたが、かわいい後輩とともに笑顔になっていって...。最後まで勝ち続けたのは1年生でした。みんなで大きな拍手!

2年生・3年生からはメッセージと歌のプレゼント。真心が伝わる澄んだ歌声にあの頃を思い出したのか6年生はややしんみりとした様子が...。

4年生からはリコーダーの溌剌とした演奏のプレゼント。なぜか数名がランドセルを背負っていて、最後にしっかりと笑いをとっていましたね。

そして、ながくらの鼓笛の引継ぎへ!まずは6年生によるラストパフォーマンス。間もなく小学校を卒業するという心揺れる中ではありましたが、今年の6年生らしく潔い爽やかな演奏を披露してくださいました。1年後に引継ぐ4年生、昨年とは違って憧れの眼差しではなく、いよいよ自分たちも高学年だという自覚ある表情でじっと6年生を見ていました。

メジャーバトンの引継ぎは厳粛な雰囲気の中で。6年生主指揮のあいさつでの「みんな心を一つに」の言葉、5年生主指揮のあいさつでは「私たちもしっかり練習して伝統を守っていきたい」の言葉が印象に残りました。子どもたちの中で連綿と引き継がれてきた心意気=長倉PRIDE、私たち大人は入り込めない領域の出来事だと感じました。5年生の初々しい演奏も感じ入りました。ここに「ながくらの鼓笛」引継ぎ完了となりました。

続いて6年生の思い出を綴るコーナー。入学してから現在に至る成長・活躍の様子を5年生が紹介してくださいました。「ちっちゃかったな~」「楽しかったな~」「そんなことあった!」「いろいろあったよね...」と呟きながら6年間を振り返り、中には涙する様子も。あら担任の先生も...。みんな大きくなりましたね!

プレゼント交換は卒業する6年生へ、そして6年生から各学年へ。プレゼントは今日も各教室に大切に置いてありました。中身は何だろう?

全校生合唱「ありがとう6年生」で心一つにし、6年生代表よりお礼のあいさつ。「私たち6年生が頑張ったことは鼓笛。みんなで練習しているうちに演奏できるようになりました。運動会で行進しながらというのが難しかったけどみんなで頑張りました。縦割り班や無言清掃も同様に伝統を大事に過ごしてください」。この言葉を励みに令和6年度も前進して参りましょう!

ラストのお見送りは全校生と全教職員で!「まだ卒業しないで!」とトンネルを低くして6年生の前進を阻止する様子も...。みんな6年生が大好きなのでございます。

いよいよ学校の顔となる5年生は本日の会の運営を担い、終わった後も担任の先生を中心に「これから!」について熱いミーティングを行っていました。

あと2週間で卒業を迎える6年生は、今日も卒業式の練習に取り組んでいます。どんな思いを持って式に臨むのか、その思いをどういうカタチで表現するのか、今日も担任の先生と探究しています。キーワードは「感謝」「決意」「礼儀」でしょうか。最後まで全力で6年生を支えて参ります!

 

5年生、スチューデントシティーで学ぶ!

スチューデント・シティ。この空間には9つの働く場所があり、市役所もあります。子どもたちはこのシティの市民となって会社経営に携わり、いただいた給料で税を納め、商品を買ったり、貯金をしたりして暮らしていきます。

ということで5年生は2月28日(水)、いわき市体験型経済教育施設「Elem(エリム)」にて、湯本二小・湯本三小の皆さんとともに「スチューデント・シティ」の学習プログラムにチャレンジしてきました。学校での事前学習でリアルな経済のしくみを学び、子どもたちはやる気満々!

まずは全市民による集会。その中での市長あいさつ。本校児童でございます。「待ちに待った日。僕は市長として環境に優しい街づくりをしたいです。そのためには人の心もきれいでなければなりません。ですからあいさつが大事だと思います。あいさつをしっかり行いましょう。そして協力して頑張りましょう!」と、この街の目指す姿を立派にお示しくださいました。

早速、各企業ブース(職場)に出向いてミーティング。企業の使命はお客様が必要としている商品を提供して代金を頂くこと。持続させるには法人税や給料の支払いを差し引いても黒字を目指さないとね!最終決算の目標はどうする?そして手にした給料はどう使っていくの?家計簿をつけよう!等々のお話。子どもたちは徐々に緊張した表情へ...。

そして働く人と買い物をする人とに分かれて交代しながら市民生活を送っていきました。1時間毎にミーティングを開いて企業の収支状況や家計簿の確認。そして、売り上げを伸ばすには?宣伝活動をしよう!値上げしよう!いや値下げしよう!住民税は払ったの?給料はこまめに貯金!いやいやずべて使い切るぞ!等々の意見を出し合い...。

他校生の皆さんとも徐々に打ち解け合い、お金が絡んでいることもあってか迷惑をかけられないなと、次第に街が活気づいていきました。

活動を通じてやっぱりあいさつと丁寧な言葉遣いは大事と気付いた子どもたち。「こんにちは!」「いかがでしょうか?」「ありがとうございました!」と大きな声があちこちから聞こえてくるようになりました。

そう言えば市長さん、市役所であぐらをかいているのかと思っていたのですが、なんと各企業を回って「今日は一日よろしくお願いいたします!」とのあいさつ回りを行っていました。率先垂範のその姿が市民に伝わったようで嬉しかったですね!ご苦労様でした。

振り返りのコメントには「会社が黒字になってよかった」「お仕事は一人ではできなくてみんなが協力してできている」「将来の仕事はもっと複雑で大変だと思う」「大人はすごい」「職業についてしっかり考え直したい」「自信がついた」と、一歩大人に近づいたという充実感が。一方で「国語は大事」「算数がんばっていく」「あいさつ返事は大事、そのためにまわりをしっかり見ていかなければ...」というコメントも。明日の成長につながる大事な気づきを得ることができましたね。帰校時に出迎えてくれた教頭先生に対して、早速胸を張ってしっかりとあいさつをする姿に成長を感じた次第です。

子どもたちの学びをお支えいただいた保護者ボランティアの皆様、そしてエリムの先生方、ホンモノの企業の皆様に感謝いたします。子ども扱いせず、一社会人として容赦なくご指導くださったことがとても印象的でした。なお、本学習プログラムの詳細はこちらをご参照ください。https://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1450929051695/index.html

3年生理科、一年をかけて育ててきたコットンを堪能!

今年から理科の授業が始まり、身の回りの生物を探したり育てたりしてきた3年生。その一環で、一般社団法人ふくしまオーガニックコットンプロジェクトの皆様のご協力の下、綿花栽培にチャレンジして、綿花の原種の茶綿をこんなにたくさん収穫することが出来ました!

2月20日(火)、プロジェクトの皆様をお招きして摘み取った綿花を使って学習のまとめを行いました。まずは綿花づくり。電気を使わない素敵な道具の数々とともに夢中になって活動する子どもたちの様子をご覧ください。

作業の流れを確認して、早速「綿繰り機」を使って種と綿の取り分け作業へ。ろくろを回した時のカリカリって音が心地よくて...。

続いて「カーダー」の登場。髪をとかすように綿をといていきます。スペシャリストからレクチャーを受け、どんどん夢中になっていきます。

次は「綿弓」の登場。この工程を経るとThe綿!という柔らかさ・膨らみが出てきました。で、本日は時間の都合でここまでですが、この後「チャルカ」を使うと綿糸が出来上がるということです。子どもたちの頭の中には1年生の国語科「たぬきの糸車」のワンシーンが思い浮かんだ模様...。

もう一つの活動、綿花を使った楽しみとしてマスコットづくり。手先を使った細やかな作業にフルパワーの集中力!何ができたのでしょうか?

オリジナルのコットンマスコットを自慢げに見せてくれた子どもたちの笑顔がとっても素敵でしたね。本日の活動を通じて、綿花が生活と深いかかわりがあること、先人の知恵・工夫の素晴らしさを実感することができました。

私たちの拠り所の学習指導要領には、この学習について「植物の育ち方には、種子から発芽し子葉が出て、葉がしげり、花が咲き、果実がなって種子ができた後に個体は枯死するという、一定の順序があることを捉えるようにする。」と書かれてあります。じつにお堅い学習ですね!でも今日の授業中に見せてくれた彼のこの表情にはとっても癒されますね!

お堅い授業とせず、様々な生き物とで合わせ、季節の移り変わりを実感する中で、子どもたちの声を上手に聞き取ってともに学んできた担任の先生にも大きな拍手を送りたいと思います。 

素敵な体験を通してますますパワーアップしてきた3年生、上学年となってからの成長・活躍がさらに楽しみになってきました!

5年生、JAMSTEC研究者に地球環境を学ぶ!

2月26日(月)の5年生、国立海洋研究開発機構(JAMSTEC)研究員の佐藤洋太先生による最前線の研究についてご講義いただきました。まずはJAMSTECのご説明。主に海を研究フィールドとし、気候変動や地震、海底資源等の調査研究を行っていますとのこと。

その中で佐藤先生は、水や氷河に注目して地球温暖化等に関する基礎研究を行っていて、これまでヒマラヤ、モンゴル、アラスカを中心に世界中を回っているというお話に、子どもたちは頭の中に世界地図を描いてホンモノの研究者だ!を実感していきました。

そしてご提示いただいた写真や映像にも説得力がございました。まさに冒険者!特に酸素濃度が低い中を歩いている時の苦しい呼吸音、氷河の裂け目(クレバス)を探りながらの前進、命懸けでございます。一方で、大変な思いをして目的地に到着し、観測しているときの充実した表情、同僚やシェルパさんとの楽しい時間を過ごしている様子も。

子どもたちは佐藤先生の活動に興味津々。一言一言を聞き逃さないようにと話を目で聞き、準備していたメモ用紙いっぱいに、そして裏面にもびっしりと記録していました。

また、佐藤先生から研究者の魅力として、①認められれば自分がその道のパイオニアになれる!②現地調査ということで世界中を見て回ることが出来る!③世界中に友人が出来る!とのこと。そして夢を叶えるために、①興味や好奇心を広く長く持ち続けること!②他の人と協力すること(助ける!助けられる!)③英語も大事だけど国語・文章を書くことがベース!というメッセージをお話しくださいました。最先端で活躍している佐藤先生の言葉、私もとても勉強になりました。

じつは5年生、昨年11月21日(火)にJAMSTECのオンライン授業を受講し、その活動の概要は理解していましたが、佐藤先生のご講義によってさらに具体的に理解を深めることができました。質問コーナーでは、Q.危険だったことは何ですか?A.山奥でオオカミか?と思って驚いたがハスキー犬でした...というエピソード話には笑いながらもスゴいことよね!って。氷河のこと、酸素濃度のこと、地球温暖化について個人で出来ることは?等々が話題となりました。

最後に佐藤先生からメッセージをいただき記念撮影。好奇心旺盛な5年生、今日もホンモノと出会って目線は未来に!そして地球環境問題について思いを巡らせていました。ぜひ研究者の道へ!佐藤先生、お忙しい中ありがとうございました。

私と一緒に佐藤先生のご講義を拝聴したベテラン先生、地球の未来のためにすごいわね!命は大切にね!って、まるで我が子を思うかのように温かな眼差しを送る姿にも深く感動いたしました。

学校生活アラカルト、2月編

浜通りブルーが澄み渡る中、防火設備点検での放水が風に舞います。突然の大風に雪景色となることもありましたが、春の芽吹きとともに子どもたちのますますの成長を感じる2月でした。今日は、2月の学校生活をまとめてご紹介。

大休憩の6年生はサッカーに興じていました。ん?長靴を履いたベテラン選手が参戦?用務員さんでございます。いぶし銀の技に子どもたちも大喜び。木の上にあがってしまったボールも「行ってきますよ!」と素早い身のこなしで木に登り、棒を使ってひょいと落としてくださいました。ありがとうございました! 

1年生、お友達とも声を掛け合ってみんなで学年のまとめの学習を頑張っていました。休み時間にはお花に水やり。つぼみの数を数えて「春が増えてきた!」とのこと。言葉のチョイスが素敵!

2年生、漢字のドリル学習をタブレット端末でチャレンジ。自分のペースで集中!一方で、国語科で「スーホの白い馬」を読んで感想を語り合う授業。自分の言葉と声で伝え、お友達のお話を耳で聞く活動もやっぱり大切ですね。 

3年生は音楽科で「パフ」のリコーダー二重奏にチャレンジ。どうやら3年生の学習の一つとして後日2年生に披露するのだそう。自分のパートは演奏できるのに二重奏になると...。上を向いちゃって頭の中がだいぶ混乱しているようですね。頑張って!

4年生は理科で季節を感じよう!と長倉の杜をぐるぐる巡っていました。温度計を手にしながら、風はまだ冷たい!あっ、水仙だ!等々の気づきを発表し合い仲良く活動していました。また、長倉の鼓笛隊の引継ぎに向けて、ピアニカで校歌の演奏にチャレンジ!6年生にいいとこ見せるんだ!って頑張っていました。

やまなし1組の彼。3年生のリコーダー練習をライブ配信してもらい、先生とマンツーマンで演奏にチャレンジ!その前に先生の方が二重奏の混乱の罠にかかってしまったようで必死に楽譜を追いかけて担当パートを確認していました。先生も子どもたちも日々勉強でございます。

やまなし2組でも学年の学習のまとめにチャレンジしていました。「この計算はまずどことどこをやるのかな?」「その次はどうする?」と一つひとつ先生に声を掛けてもらい、複雑な計算の仕方を再確認していました。頑張り屋さんだね!

毎週1回訪問のALTニコラス先生。間もなく中学生になる6年生に対して、手加減のない本気の発音で英会話の楽しさを伝えていました。休み時間はプリンターに向き合い、英語の校内掲示を充実させるのだそう。そして下校時は、毎回子どもたちに「See you!またね!」と声を掛けてくださっています。3月もよろしくお願いします!

5年生の教室の黒板には、担任の先生のメッセージが!この日は全学年で学力テストを実施。一年の総まとめだ!張り切ってチャレンジしていました。本校では点数だけでなく、心の持ち様も大事にしています。5年生は毎月「4つの力」の発揮具合を確認し、みんなで頑張ろう!と声を掛け合っています。

6年生、家庭科では調理実習にチャレンジ。今回は炒め物がテーマ。美味しくできたの?に対する返答はアレでしたが、みんなで作れば何でも美味しいんですよ!とのことでございました。

休み時間の廊下では、お互いの身長を記録し合っていました。卒業記念としてでしょうか?ひときわ高い所にも印がついていまして「その人を越さないと世の中の発展は期待できない!」と鼓舞させていただきました。体も心も大きくなーれ!

卒業証書の受け取り方の練習もスタートさせたとのこと。3人が心を一つに動きを合わせることが大事!とのこと。いよいよ卒業式が見えて参りました。放課後の6年生の教室前、窓から差し込む夕日の輝きが、6年生のネクストステージに向かう道を明るく照らしています!

今週も健康第一!立ち止まらず前進して参りましょう!

代替わり、第4回校外子ども会を開催!

2月27日(火)のことになりますが、登校班で組織している校外子ども会、今年度最後の会議を開催しました。まずはいつもの風景。各登校班の班長さん、主に6年生が1年生教室にお迎えに参上!

1年生と手をつないだり、階段では安全を第一にSPの如く周りをぐるりと囲んだりして、優しく・仲良く会場まで誘導してくださいました。

そして始まった会議は、まずは最近の登校状況の反省会。時間厳守!安全歩行!を再確認しました。本日の会議を進行するのはなんと新たな班長さん、主に5年生、中には4年生というところも。ずばり緊張!していましたね。そんな後輩たちの様子をじっと見守る6年生の背中はいつも以上に大きく、偉大に見えました。後輩たちにエールを送っているかのよう...。 

続いて、4月に入学してくる1年生に向けてお手紙を作成。登校時間と場所を書き記し、歓迎のメッセージとともに封筒に入れてこれからお届けに行くのだそう。皆さんがしてもらったように、いや、それ以上に優しく親切に新たな後輩を導いていきましょうね!

もう一つは、登校班のフォーメーションを新年度バージョンに移行する活動。ここでは6年生が大活躍でございました。身長順?学年順?1年生はどこ?車とすれ違う左側は上学年ね!と6年生がリードして知恵アイディアを出し合い決めていきました。流石の安定感!

会の終わりには、今までお世話になった6年生にしっかりと感謝の気持ちを伝えました。「今までありがとうございました。中学生になっても頑張ってください。」そして大きな拍手!改めて、6年生が活躍してくれたから事故なく登校することができました。本当にお世話になりました!

翌朝28日(水)、登校班の先頭はさっそく新班長が!班長の証=赤帽子にちょっぴり慣れない様子でしたが、それはそうですよね。先輩から引き継いだ責任の大きさ、重圧をひしひしと感じているのですから...。頑張れ新米班長!

6年生はというと白帽子に変わっていて、それはそれで新鮮でした。今朝は冷たい雨の中での登校でしたが、最後尾から新米班長や後輩たちを優しく見守っていて、6年生として最後まで責任を全うしようとする姿を見ることができました。格好いいぞ!

校内では、さまざまな活動の引継ぎを通して「ありがとう!」と「頼んだよ!」が交錯していて、見守る私たちも複雑な心境ですが、一日一日をより丁寧に大事に過ごして参ります。

本日からいよいよ3月。図書館の掲示板もボランティアの皆さんによって3月バーションに更新。お内裏様とお雛様はやまなし1組さん制作。今月もどうぞよろしくお願いいたします!

校内授業研究会、4年1組編

昨日に引き続き、本日は2月14日(水)に実施した4年1組の授業研究会をご紹介。当日は福島大学の宗形潤子先生をお招きし、学校を挙げての校内授業研究会という位置づけで実施しました。

早速1組教室に入ると目に飛び込んできたのが彼ら。名付けて湯本温泉ブラザーズ!「湯本町のよさを伝えよう」をテーマに1・2組は「湯本温泉」に着目して合同で体験活動を実施してきましたが、学級あるいは一人ひとりの学びのカラーはこんなにも多彩なのかということをつくづく実感した次第でございます。

授業のめあては2組と同じく「プレ発表会をして、友達からアドバイスをもらい、自分たちの発表をバージョンアップさせよう」。先生曰く「アドバイスの内容の充実と話し合う時間の確保を目指しました」とのこと。よって、4グループの発表を2時間かけて実施することとし、前時に2グループが発表のみを行い、本時は後半2グループの発表→アドバイスカードの作成→プレゼン改善のという流れで展開していきました。2組の先行実践に学び、子どもたちのためを思い、授業を再構築した1組担任の先生の姿勢、素晴らしいですね。

そして、授業中の子どもたちの姿。4年生の発表・表現力は、ここにきてさらに豊かになってきましたね。スライドを上手に活用したり、飽きさせないようにクイズを取り入れたり、ノー原稿でズバリ言葉・目力で思いを伝えていました。これまでの学習経験の成果だと強く感じました。

アドバイスカードを作成するにあたっては、まず「分かりやすい発表とは?」というテーマのもと、学級全体で対話を行いました。先生がコーディネーターとなって子どもたちの意見を紡ぎ、子どもたちもハンドサインで意思を示し、たった数分でしたが子どもたちは深い学びをしていました。

「それではアドバイスカードを作成して、プレゼンを改善させていきましょう!」ということで、まずは各グループに対するアドバイスを付箋紙に記入、そして各グループにお届けへ。先ほどの湯本温泉ブラザーズ、手一杯の付箋紙を作成し、早くお届けしたいぞ!と言わんばかりに、それはそれは前のめりで活動しておりました!すごいぞ!

アドバイスカードはどれも具体的かつ建設的な内容でしたね。先ほどの対話が効果的だったことを感じました。子どもたちも「ありがたい!」を連発しながら早速プレゼンの改良を行っていきました。最も早く改善を始めたのは、言うまでもなく、あの湯本温泉ブラザーズのグループでございました!

授業のまとめでは、自分の活動を振り返り、勉強になったこと、自信につながったこと等を清々しく話していました。本時の学びを通して22日(木)の授業参観で発表本番を迎えたわけですが、「緊張したけど頑張りました!」「一番よくできました!」という声とともに、「何かもっといい発表できる感じもしてます」の声も。これまでの自分に自信をもち、でも今の自分に満足はしないぞ!という素敵な心意気を聞くことが出来ました。素晴らしい授業に拍手でございます!

授業後の私たちの協議会では、4年1・2組の授業実践を振り返り、このように子どもたちが生き生きと学んでいくためには、お互いの意見を尊重し合う学級風土づくり、内容・スキルともに各教科等の学びを強力に連携させていくマネジメント力が重要であることを再確認しました。

さらに私たちは宗形潤子先生とともに、次年度の市小教研授業公開に向けて、生活科・総合的な学習の時間のカリキュラムづくりに向けたワークショップも行いました。じつに熱い議論!

現職主任の先生を中心に子どもたちのためにと日々研修に励んでいる先生方こそ本校の強みでございます。身内ではありますけど感謝いたします。加えて私たちの一年間の研修ストーリーを研究集録としてまとめました。ここで立ち止まるとことなく、引き続き私たちも着実にバージョンを図って参ります!

授業研究会、4年2組編

昨日に引き続いて授業研究会のお話。遡りますが2月7日(水)に4年2組で授業研究を行いました。先日の授業参観で保護者の皆様に子どもたちの発表をご覧いただきましたが、この授業を踏まえての発表でございました。

 「湯本町のよさを伝えよう」をテーマに探究し、学習の成果披露に向けたプレゼンの準備を進め、本時は「プレ発表会をして、友達からアドバイスをもらい、自分たちの発表をバージョンアップさせよう」とのめあてで授業は始まりました。

「それでは発表しましょう!」ということで4つのグループが発表。テーマは「温泉の入り方」「湯本温泉の秘密」「動物と温泉」「温泉の歴史」です。どのグループも視聴してくれる相手を意識して、身振り手振りを織り交ぜてプレゼンにチャレンジしていましたね。

各グループのプレゼンを終えて、先生から「では次に、バージョンアップに向けてアドバイスカードを作成していくよ。付箋紙にアドバイスを書いて、各グループのボードに貼ってください!」との指示が。お友達のために!と付箋紙にアドバイスを書き込む美しい姿を見ることができました。

そして出来上がった各グループのアドバイスカード。「どれどれ、どんなことを書いてくれたのかな?」とお友達からのアドバイスを真剣に読み込む姿も素晴らしいですね。続けて先生から「付箋紙を分類してみましょう!同じアドバイスは重ねたり、似たものを集めたりして、題名を付けてみるよ。すると、よさとか課題とかが見えてくるからね」ということで流れるように授業は進行していきました。

声の抑揚、目線といった態度面とともに、発表シートの見やすさ、説明文といった内容面について、多彩なアドバイスが並んでいました。それでこちらのグループ。「私たちのグループには付箋がたった1つでした!えへへ」ということでしたが、それに満足することなく、参観に来ていた先生方も巻き込んでよりよいプレゼンにしようと頑張る姿が、これまた素敵なシーンでした。

授業のまとめは振り返りシートへの記入。もの凄い文字量ですが、それだけ夢中になって学習してきた証ですね。各グループがテーマを設定する際に、シンキングツールを活用していたことで、子どもたちの学習意欲を大きくかき立てたと感じました。

授業後のカンファレンスでは、本時の学びのゴールの具体的な姿を、子どもたちも先生も全員で共有することの大切さが話題となりました。また、今日の2組の授業を踏まえて14日(水)に1組でも授業研究を行うということで、1組の子どもたちにとって最適な授業づくりについても熱い議論も交わしました。

子どもたちはもっとできるようになるはず!もっと4つの力に働きかけていきたい!等々、先生方の飽くなき探究心が子どもたちの学びを支えていることをつくづく実感した次第でございます。さて、この実践を踏まえての4年1組の授業は...。

やまなし1組、「しそ巻き」の探究へ!

2月20(火)、3~6年生の子どもたちが学んでいるやまなし1組で総合的な学習の時間(以下、「総学」)の授業研究を行いました。いつもは各学年と交流する中で総学に取り組んでいますが、今日はまず、それぞれの学年で体験して学んできたエピソードを紹介し合うところからスタート。 

「温泉」や「炭鉱」をキーワードに、どこに行ってどんなことを学習してきたか発表し合いました。楽しそうに語る姿が印象的でしたね。

そして、担任の先生は多くを語らず、本時のめあてを「自分の調べたテーマを決めよう」と設定していきました。この段階では子どもたちの反応は「えっ!なにすんの?」という感じ。

 「それじゃ、まず皆さんにはこれを味わっていただきましょう!」ということで、小さなおにぎりが登場!「ん?中に何か入ってるぞ!」と言いながらいざ実食。「ん?なんだこれ?この味、この歯ごたえ...なんか美味しいぞ!」とこの表情でございます。

「中に入っている具材はな~んだ?」「沢庵!」「違いま~す」「海苔巻き!」「海苔ではない!」「あれれ?」「じつは、皆さんも昨年試食したことがある『しそ巻き』が入っているんだよ。どう?」「あ~、思い出した!」「それでは改めてしそ巻きだけを食べてみる?」ということで、しそ巻きのみ再度ご試食...。

すると「あっ、思い出した!」、そして「しそ巻きだけだとなんかなぁ...」と、微妙な表情を見せてあれこれ感想が出てきて、そこで先生から「では、今の思いをタブレットに書いてお知らせください」とのご指示が。

タブレットの扱いに慣れている子どもたち、それはそれはものすごい勢いで率直な感想を書き込み、先生へ送信していきました。

「それでは発表、ご説明を!」ということで指名されたこちらの児童。率直に「おにぎりがおいしい」とのこと。それだけにとどまらず2回目の「おいしい」が。よっぽど美味しかったのか重ねて「おいしーい」となって、味変を感じたようで「からい」が登場し、ラストは「あまい」で締めくくっていました。お口の中でのドラマチックな出来事を見事に表現していて、一同ほっこりでございました。

満を持して登場した先輩は、同じくお口の中での出来事を1枚のシートに端的に表現。先ほど発表した彼も「そういうことなんだっけ!」と満足気。でも辛さについては「そこが違うんだよな」という気づきを率直に発表してくれました。比較→気づきの思考、お見事ですね。

全員が発表し終えたところで先生が「では皆さんの感想をまとめてみましょうか」ということで、子どもたちとの対話で感想をカテゴリー化していきました。味のこと、食感のこと、材料のことにまとめることができたようですね。

そして今日の学習を踏まえて改めて本時のめあてに戻って、「皆さんはどんなことを調べてみたくなりましたか?」との発問。子どもたちは頭の中を整理して、それぞれ思い浮かんだことをワークシートに記入していきました。

子どもたちの提案を受けて、これからやまなし1組の「しそ巻き探究」が始まっていくようです。どんな展開を見せていくのか、わくわくしてきます。

こちらは支援員さんの活躍の様子。「伝えたいことを書きたい!」という願いを持つ児童に対して、できることは尊重し、困りごとを丁寧に聞き取って、最小限のサポートを提案して温かく見守り、出来た!出来るようになった!を実感させてくださいました。 支援員さんのおかげで子どもたちは安心して学習することができています。感謝!

放課後の授業カンファレンスでは「しそ巻きの魅力」がテーマとなりました。じつは、かつてこの地域にあった炭鉱の地下の坑道は高温多湿で過酷な環境だったとのこと。汗をかいたら塩分補給を!ということで、このしそ巻きが注目されていたようなのです。担任の先生は、「各学年で学習してきた石炭や温泉とこのしそ巻きを結びつけて、この地域のことや食事の大切さをさらに深く学習させたいと考えたんですよ。でも、子どもたちは食感やいろいろな味が楽しめる秘訣を探ろうという意見が多くて、炭鉱とのかかわりまでたどり着けるか微妙な状況ですね...」とのお話、面白いですね。これから子どもたちと対話してどんな学びが創出されていくか楽しみでございます。

表彰式を開催、おめでとうございます!

2月15日(木)、全校集会を開いて各種表彰を行いました。受賞者の数が多くて、例年の倍以上の時間がかかりましたが一人ひとりの頑張りを全校で称え合うことができて本当に嬉しい時間となりました。

【第68回福島県書きぞめ展】各学年で4名しか選ばれない書きぞめ大賞に2名、書きぞめ準大賞3名、書きぞめ賞1名、特選23名、金賞66名、銀賞89名が受賞しました。そして、先日お伝えしましたが、たった1校のみに与えられる「最高学校賞」を見事受賞しました!

【市児童書写作品展覧会】特選1名、金賞2名、銀賞9名が受賞しました。重ねてになりますが、美しい文字を書くには美しい姿勢が、美しい姿勢を保つには美しい心を持ち合わせていることが必要です。それを文字を書くことで表現できるところは本校の強みでございます。素晴らしいですね!

【市特別支援教育総合作品展】14名が入賞。胸を張って賞状を受け取る姿がとても美しいです!作品は主催者ホームページで公開しております。一人ひとりの伸びやかな表現の世界をご堪能ください。

【学校警察連絡協議会善行賞】2件ございました。過日お伝えした台風13号大雨災害に対する募金活動を行ったことが認められて全校生が受賞しました。改めて地域に飛び出した子どもたちの学び、素晴らしいですね。6年生代表委員に手渡しました。

また、地域美化の活動が認められて、活動を始めた5年生3名と一緒に取り組んだ5年1組全員がそれぞれ受賞しました。毎日のようにナイロン袋を手にゴミを拾いながら下校しています。地域の方から「最近は公園も含めてゴミが少なくなってきてます。ありがとう!私も見習います!」の声を多数いただいております。加えて5年1組は、公益社団法人「小さな親切」運動本部より【「小さな親切」実行章】もいただきました。

【長倉小学校保健委員会主催「すこやか調べ」パーフェクト賞】毎週火曜日に実施してきた健康・衛生自己評価活動。1年生2名、2年生11名、3年生2名、4年生15名、5年生8名、6年生9名、やまなし2組1名が受賞し、代表の6年生に委員会が作成したオリジナルの賞状をお届けしました。「ハンカチ・ティッシュ持った?」等々のお声掛けでお子様の健康を支えてくださっている保護者の皆様にも改めて感謝いたします。

県書きぞめ展「最高学校賞」のトロフィーの高さはなんと80cm!今年の皆さんの頑張りであるとともに諸先輩方のご尽力があったからこそという受け止めをしております。皆さん本当におめでとうございます。この受賞を次年度へとしっかりとつなげて参りましょう!

授業参観、ご来校ありがとうございました!

2月22日(木)、春雪が舞う中、授業参観を実施しました。二宮金次郎さんは雪にもめげず、いつも通り読書に励んでおりました。そんな金次郎さんに負けまいと本校の子どもたち、おうちの人に頑張っている姿を見てもらおうと張り切って?緊張して?活動していました。

1年1組は生活科「できるようになったよ!」。小学生となってチャレンジしてきた成果をみんなで発表しました。うかがった場面は授業の終わりに保護者の皆さんから感想をいただいているシーン。司会係から急にコメントを求められた皆さん、温かいお声かけをありがとうございました。最後の代表児童のあいさつも堂々としていて立派でしたね!

2年1組は音楽科「みんなで合わせて」。張り切り過ぎて音程やリズムが...という場面もありましたが、子どもたちの心意気が大きく伝わってきました。授業後のやり切った感がものすごかったです。そして温かい拍手をありがとうございました!

2年2組は生活科「あしたへチャレンジ!」。うかがったときは長なわチャレンジを披露していまして、見事100回をクリアしたときはみんな大喜びでしたね。素晴らしい団結力をつくり上げてきましたね。子どもたちもおうちの人も笑顔が最高!

3年1組は総合「湯本町のよさを伝えよう!」のまとめ。先日、ゲストティーチャーから習得した新聞作成スキルを活用してオリジナル新聞を完成させました。今日はその新聞を使ってノー原稿で湯本温泉愛を語り合いました。さてこの3連休は(も)日帰り温泉でしょうか?

やまなし1組は国語科「主語と述語」。人と人とをつなぐ言葉は大事ですよ!とはいつも先生がお話になっていること。今日も言葉を上手に操ることができるようにと、得意の端末を使って学習しました。今日も夢中になって学習しましたね。

やまなし2組は生活科「今年できるようになったこと・がんばったこと」と総合「総合で学んだこと」のタイアップ授業。一人ひとり写真や手作り資料を使ってアピールし合いました。一年をかけて積み上げてきたあなただけの学びのエピソードが伝わってきました。みんな大きく成長したね!

4年1組は総合「湯本町のよさを伝えよう!」。こちら温泉マークのひみつ!の発表シーン。探究した内容を無理のない言葉を選び、分かりやすくプレゼンしていました。本日休みだったお友達の分もしっかりとプレゼンしていましたね。いつも情報を共有しながら学習してきた成果だと感じました、頑張りました!

4年2組も総合「湯本町のよさを伝えよう!」。1組と合同で学習を進めてきましたが、関心ごとはこうも違うんだなと、オリジナリティあふれるプレゼンを披露していました。こちらは温泉体操なるもの。先生もおうちの人も巻き込んで、湯に浸かるだけではない温泉の魅力を発信していました、お見事!

5年1組は家庭科「エプロンをつくろう!」。家庭科室でミシン掛けにチャレンジ!最新型ではないミシンに悪戦苦闘でご迷惑をおかけしましたが、日本のモノづくりはこういった不便さの克服がテーマだったんですよ!とは言い訳です。スムーズにいかないことで親子の会話も弾んでいたようですね!これも言い訳です。キャパいっぱいのご来校ありがとうございました。

6年1組は学級活動で「感謝の会」。小学校生活を振り返り、保護者の皆さま向けに一人ひとりが自分の言葉で現在の思いを伝えました。そして感謝状の贈呈でございます。感動いたしました。

6年生、隣の集会室には「思い出コーナー」を設置。学校生活6年間の写真や映像を展示しました。「こんなに幼い表情を見せていたんですね!」「そうですね、いつの間にこんなに大きくなったのかと...」。残すところ19回となった6年生の登校を引き続き全力で支えて参ります!

授業参観後は学年・学級懇談会、そして地区協議会を行いました。遅い時間までありがとうございました。

改めまして、今年度の教育活動、PTA活動、交通安全母の会の活動へのご理解とご協力に感謝申し上げます。子どもたちを手厚くお支えいただきましたことに感謝いたします。皆さんにとって自慢のお子さんであると同様に、私たちにとっても自慢の長倉の子どもたちです。引き続き一人ひとりのよさや可能性を最大限引き出し、組み合わせて、素敵な人に育てて参りましょう!

なお、本日は学校評議員会も開催し、私たちの今年度の教育活動の取組と成果をご説明申し上げました。地域にある学校として貴重なご意見ご提案をいただきました。引き続き皆さまのご支持をいただける学校づくりに取り組んでまいります。

地域の皆様に感謝、図書をお寄せくださいました!

2月19日(月)、いわき常磐ロータリークラブ様より図書の寄贈がございました。代表して橋本様から図書委員会の児童に本を手渡ししてくださいました。

「今年は、子どもたちに早いうちから『お金』に注目してもらって、将来に役立てて欲しいと思い、『お金』に関する図書を準備しました。」とのこと。

代表児童はいただいた本を手に、「どうもありがとうございます。みんなに紹介して、しっかり勉強していきます。」とのご挨拶。自分の言葉でしっかりとお礼の気持ちを伝えました。

早速、本校自慢の学校図書館の新刊コーナーで紹介して参ります。毎年いわき常磐ロータリーの皆様には図書を寄贈していただいております。本当にありがとうございます。引き続き、地域の皆様とのご縁を大事にして、子どもたちの健やかな成長に全力で努めて参ります。

長なわとび記録会2024、最終回!

2月15日(木)の大休憩、体育館に集った子どもたちはやる気に満ちあふれていました。3分間に何回跳べるか?本日は長なわチャレンジの最終回。最高記録、そして校内1位も目指そう!と全校生が頑張りました。

1年生、最高記録更新80回、おめでとうございます!ステージ上から1年生贔屓の2年生が回数を一緒に数えてくれて、それでリズムをつかめたようですね。本番に強い1年生に大きな拍手!

こちら2年生、いつもは仲良しの1組と2組の皆さんですが、今日はライバル意識をもち、お互い負けまい!という気持ちが伝わってきました。それもそのはず、最高記録は1組が89回、2組が88回という僅差でここまできていましたから。

そして本日の1組の記録は76回!それでライバルの記録は?と2組に注目。84回!とのことで、今日の1組はちょっとがっかりでございました。とは言え、その後の2年生全員による1年生への声援は本当に素晴らしかったです!

3年生、今日は長なわを回すのも自分たちで行ってのチャレンジ!声を掛け合ってリズムよく...。するとどうでしょう。これまでの記録を31回も更新して116回でございました。みんな嬉しくて、インタビューされたくて...。爆発的な力を持つ3年生、本当におめでとうございます!

4年生の1組と2組、はじめは自分たちの学級の最高記録を更新しようと冷静にチャレンジしていましたね。 

でも、競技後の記録発表では1組・2組がお互いの記録が気になったようで、それぞれの発表者に近づく様子も...。結果は、本日の1組は121回で、最高記録は146回に届きませんでしたが安定感のあるチャレンジを披露していました。2組は153回で、同じく最高記録163回には届きませんでしたが、担任の先生の躍動感溢れるなわを回す姿勢がとても美しかったですね。それぞれの学級カラーを発揮していて素晴らしい!

5年生です。写真から見てもわかるように、間隔を開けずにしかもなわの回転が速いのなんのって。これには後輩たちも驚いていましたね。「いつの間にこんなに上手になったの?」「あーやるのか!」って。

最高記録更新204回!200台に伸ばすことを目標にチャレンジしてきて、見事達成でございます。名人レベル!すごい!本当におめでとうございます。

そして6年生。これまでの記録196回を更新して200回を目指しましたが...。

ん~残念、191回でした。気持ちが入りすぎた!気負ってしまった!とのコメント。これより一足前に5年生の200回超えを聞いていたので余計落ち込みようが...。担任の先生も「よく頑張ったんです。でもなんか...モヤモヤ感が...」という表情でございました。

今年度一年をかけて築き上げてきた学級の和、学級力を発揮し合い、大きな成果とほんのちょっとの課題、総じて楽しい時間を過ごすことが出来ました。一人ひとりの素敵な表情を見ることができて今回も大変嬉しく思いました。少なからず、運動面の課題の克服にも貢献したという手応えもございます。これからも長倉小ならではのチャレンジを大事にして参ります!

ということで長なわとびの記録ボードでございます。あれ?6年生の記録が246回になってる...。6年生、担任の先生ともどもあの日のチャレンジが相当悔しかったものと思われるわけでして...。選抜とは言えよく頑張りました!

やまなし2組、ついに完成でございます!

昨年末にお伝えしていた、やまなし2組が収穫したあの大根が...。

2月16日(金)の朝、ついに沢庵となって再び子どもたちの前に出現しました!どうですか、このしわしわ感!

いつもと違う不思議な香りが廊下に漂っていまして、やまなし2組に出向いてみたらご覧の状況。魔法の樽!が運び出されていまして、どれどれ見せて!と申し出たところ、立派な糠床を見せてくださいました。いつの間に?

先生と子どもたち、「もうちょっと味見してみる?」「う~ん、この味いいね!」って会話も弾んでいましたね。

やまなし1組の彼も私同様に食欲そそる香りに引き寄せられた一人でございます。「ちょっとならいいよ!」って教室から顔を出して試食を許してくれました。「うわ~、美味しい!」って声に、2組のみんなも大満足でございました。

あらあら!こちら保健室の先生ですね。調理実習等々、食に関係する場面には必ずご登場されます!「なかなかいい味に仕上がってますね!」って、流石です。

昨年のチャレンジを踏まえて、糠床の構成を改良させたという噂は聞いていましたが、おっしゃる通り!より深みのある味わいに仕上がったと思います。何より子どもたちが満足そうに、いつも以上に全身で喜びを表現している姿がとても素晴らしい!と感じました。担任の先生と支援員さんの本気モードで子どもたちの学びを支えている成果ですね。

今週もどきどきわくわくの一週間を創出して参りましょう!

1年生チャレンジ、凧揚げ!

紅梅が咲き始めました。本校は日当たりの都合でしょうか白梅の方が早く開花しています。「今朝は寒いですね!」「今朝はあったかいですね!」「風が強くて大変ですね!」と、朝の散歩で通りかかる地域の方との会話からも季節の変わり目を実感した一週間でした。

今週の長倉小学校は、青少年育成市民会議の皆様による朝のあいさつ運動からスタートしました。この日は3連休明け、かつとても寒い日で、登校してきた子どもたちもだいぶ眠たそう...。そんな様子を見て「いつも子どもたちに元気もらっているから、今日は私たちの方から元気に挨拶しましょ!」と一人ひとりにお声かけいただきました。毎月ありがとうございます。

そして今週も子どもたちのさまざまなチャレンジを見ることができました。今日は、来週も大きく羽ばたいていきましょう!という願いを込めて、13日(火)に校庭で元気いっぱい活動していた1年生の「たこあげ」の様子をご紹介。担任の先生が撮影した写真をなるべく多く掲載して参ります。

材料はみんな同じでも、デザインや色彩はオリジナル。なので出来栄えやこだわりをお互い自慢することからスタート。そして、校庭に出て、いざ凧揚げチャレンジ!「初めてやった!」との声も聞かれ、楽しい時間を過ごしていきました。どっちかというと、凧を揚げる!よりも、凧とともに走り回る!といった感じでしょうか。笑顔がとっても素敵!

一方で、凧を風に乗せる達人もいたようですね。「高く揚げすぎないようにね!」という先生のお話はどこへやら...。1年生目線ではもの凄く高く揚がったという印象を持ったことでしょう。担任の先生の前では言えませんが、いいぞ!お見事!

こちらは、なかなか揚がらないなぁと、凧の面と糸の角度の調整という科学的思考を働かせてKAIZENNさせていたのでしょうか?いやいや、どちらかというと糸がこんがらがってしまったり、お友達と凧がからまってしまって困惑しているシーンでしょうか。大変ですね。でもそれも凧揚げですよ、頑張れ!

この日の1年生は、オリジナルの凧を誇らしげに手に持って下校していきました。皆さんも、広い公園で伸び伸び凧揚げにチャレンジしながら春の訪れを楽しみにお出かけしてみてはいかがでしょうか。

畳の上でのおはなし会2023、6年生最終編

2月13日(火)、図書館ボランティアの皆さんに今年度最後、そして6年生にとっても小学校生活最後のおはなし会を行っていただきました。本日のラインナップはこちら。

棚の上には十二支の人形が並んでいて「みんなは何年生まれ?」「卯!辰!」「では十二支を言えるかな?」「微妙...」との会話、子どもたちの心を温めてくださってから、「では1冊目『オレ・ダレ』ね。どんな動物が出てくるか当ててみて!」ということで本日の読み聞かせスタート!

暗闇の中に次々と登場してくる動物たち、「オレは◯◯が得意なんだ...」という自慢話?をヒントに「猿じゃない?」「いやエビだよ!」とか言いながら絵本の世界に入り込んでいきました。正解を聞いて「やっぱりな!」「そっちか!」と一喜一憂。子どもたちはの好奇心・想像力を見事に引き出してくださいました。

 続いて「おこる」。毎日怒られてばかり、どうして僕は怒られるの?そして人はどうして怒るの?という問いが自分の生き方を見つめさせてくれます。間もなく小学校を卒業する6年生に向けたボランティアさんのメッセージでしょうか、みんな幸せになってね!って。

つづいて「ごちゃまぜカメレオン」。エリック・カールの絵が素敵!子どもたちからも「読んだことある!」の声が。周りの環境に合わせて体の色を自在に変えることができるカメレオン。あれもいいな!これもいいな!ということで次々と体を変化させていくととんでもない姿に変わり果ててしまい...。初めは面白がってみていた6年生、次第に「あの生き方はちょっとよくないな」とのつぶやきが。そうですね。ここでも、自分を見失わないでね!あなたにはあなたにしかない魅力があるのよ!というボランティアさんのメッセージが聞こえてきましたね。

大型絵本「きつねのでんわボックス」は優しい時間が流れていきましたね。子を思う親心に触れるストーリーとともに、ボランティアさんの読み方がとっても素敵で、より大きな感動を味わうことが出来ました。私も久しぶりに実家に電話してみようかな...。

ラストは「You are the only one, but never a lonely one.」=「ひとりぼっちじゃないんだよ」。1匹のアリさんがたくさんの動物との出会いう中で気づいたことは何だったのでしょう?この絵本は「東日本大震災の折に世界中から寄せられた温かな支援や激励に対しての感謝の気持ちを届けたいという想いをきっかけとして生まれました」というお話も印象に残りましたね。まさにボランティアさんから6年生へのエール!ですね。

登場する動物には、日本語も含め3カ国語で表記してあります。ということで「皆さんは、これから本格的に英語を勉強するから、登場した動物を英語で言ってみて!」と代表2名が前に出てチャレンジ!中学校の学習に思いを馳せておりました。

最後のご挨拶、「みんな大きくなったね。畳の上に入りきらないわ!背が高くなって見上げちゃうよ。これからも本をたくさん読んで、勉強もして、大きく立派になってください!」とのお言葉、そして心のこもったプレゼントをいただきました。6年生、いつも以上に元気に「ありがとうございました!」との挨拶で感謝の気持ちを伝えていました。

これまで6年間、読書は心のビタミン!頑張って!と温かく見守り続けてくださったボランティアさんに改めて感謝いたします。ありがとうございました。

PTA活動へのご協力ありがとうございます!

2月9日(金)、PTAの年度末の各種会議を実施しました。まず行われた本部役員会では、校長より今年度の子どもたちの活躍や教育活動の成果と課題を説明し、共有させていただきました。PTA活動があって本校ならではの教育活動に取り組むことができ感謝申し上げます。

引き続き専門委員会と交通安全母の会が開かれ、今年度の振り返りと次年度の活動計画について協議しました。その内容は実行委員会において報告され、役員全体で共有しました。

教養委員会では橋本妙子先生のふれあいコンサートを開催して親子で音楽に親しむ機会を創出できたこと、次年度もニーズに合わせた教育講演会を企画していくこと等が話し合われました。

広報委員会では年2回の広報を発行し、次年度も同様の活動を検討していくとのことでした。

施設委員会では今年度バザーを再開させることができ、次年度もさらに工夫して内容を充実させていくことが話題となりました。

厚生委員会ではベルマーク運動に参加し、今年度は預金の一部を子どもたちからのオーダーでカラーコーン等を購入し、引き続きベルマーク運動への協力を呼びかけていきますとのことでございます。

交通安全母の会では、子どもたちを交通事故から守ることを目的に市内の活動への参加や次年度の朝の交通安全立哨当番について計画立案を行いました。

今年度は、全家庭にご加入いただき、役員・委員として76名の皆様にご協力いただきました。ありがとうございました。PTA活動の目的は「会員が協力して学校教育の振興充実、会員の親睦を図ることを通して、児童の心身の健全な発達と幸福の増進に資すること」です。これからも家庭と学校がもつ力を結集し、最大限発揮して参りましょう。引き続きご理解とご協力を宜しくお願いいたします。

県書きぞめ展、表彰式に出席しました!

2月11日(日)、福島県書きぞめ展の表彰式が福島市で行われ、「書きぞめ大賞」を受賞した本校児童2名が出席しました。今年は県内の小・中・高等学校・特別支援学校か641校から53,291点の参加だったとのことです。

小学1年生毛筆の部、初挑戦での受賞、おめでとうございます!

小学5年生、書きぞめ大賞をこれまでも複数回受賞しているとのこと、おめでとうございます!

次の皆さんも見事入賞しました。おめでとうございます。後日、改めて学校で表彰式を行いましょう!

【硬筆の部】
書きぞめ準大賞
 1年生・2年生

【毛筆の部】
書きぞめ準大賞
 4年生
書きぞめ賞
 6年生

加えて、要項を見ると本校の卒業生がたくさん入賞していました。継続して頑張っていますね。おめでとうございます!

ひときわ大きなトロフィー!こちらは小学校で1校だけいただける「最高学校賞」のトロフィーでございます。初の受賞!本校は令和3年度から連続で「優秀学校賞」をいただいて参りましたが、本当に本当に嬉しい受賞でございます。これまで子どもたちのチャレンジを支えてくださった皆様方に改めて感謝申し上げます。

(財)福島県教育会館が主催し、福島県書写書道教育研究会の共催で今年で68回目となります。この歴史の重みをしっかりと受け止め、書写書道を通した美しい文字と心の探究、そして文字文化の継承を本校の文化として、これからも大切にして参ります。

なお、校内書き初め会の作品展示を授業参観日まで延長しますので、ぜひご覧ください。

一週間の終わり、お掃除をしっかりと!

2月9日(金)、一週間の汚れをきれいにして気持ちよく週末を迎えましょう!ということで今日もお掃除を頑張っていました。

こちら3年生、美しい整列で心の持ち様を表現!玄関掃除に出かけた子どもたち「靴箱きれいにしなくちゃねっ!」って自然と手を差し伸べてお友達の靴もそろえてくれました!1年生の廊下まで掃き掃除を進めていて、お手伝いに感謝!もちろん教室内も活気あるお掃除が...。

2年生にもお邪魔しました。分担し合い、責任を果たし合い、また一段と効率よく活動できるようになってきましたね。どちらの教室も床が光っています!廊下掃除では本棚をどけて隅々まで雑巾がけ。「今日も雑巾真っ黒なの?」「はい、どうぞ!今日も真っ黒!いつも真っ黒!」とのこと。校舎をきれいにしてくれてありがとう!そして、道具のメンテナンスもバッチリですね!

手洗い場のお掃除、冷たいでしょうに、体全体でピカピカに磨き上げてくれています。どうもありがとうございます!

やまなし学級にもお邪魔しました。一人ひとりの担当エリアが大きいのですが、責任を持って活動していました。頼りにするはやっぱり先輩。今日も素敵な先輩を見上げながら終わりの整列・反省を行っていました。ご苦労様でした!

今週は寒い中でのスタートでしたが、本校も少しずつ春めいて参りました。今日の大休憩は、暖かな日差しの下、学年入り乱れてなわとびにチャレンジ!学級の長なわとびの記録も着実に前進してきています。5・6年生はもうすぐプロ級とのこと。楽しみです。来週もまた元気に登校して勉強に運動にチャレンジして参りましょう! 

1年生、大先輩から遊びを習う!

2月6日(火)の1年生、昔遊びに興じておりました。「私のおじいちゃんだよ」「僕のおばあちゃん!」ということでゲストティーチャーは、子どもたちのおじいちゃん・おばあちゃんでございます。「今日はよろしくお願いします!」と元気にご挨拶をして活動スタート!

初めのご挨拶で子どもたちにとってはお越しくださった皆さん全員が自分のおじいちゃん・おばあちゃんとなってしまいまして、委細構わず「どうやるの?」「教えて~!」の声があちこちから。おはじきコーナーでは、遊び方を教わった子どもたちは指先に入れる力加減を考えながら技を習得していって、オリジナルの遊びも考案して楽しんでいました。さすが遊びの天才!

指遊び、せっせっせーのよいよいよい♬でしょうか。ずいずいずっころば~し...ってとっても楽しそう! 

だるま落とし!こちらは本校に受け継がれているレアな遊び道具。女子はコンコンコン!って感じでチャレンジしていて見事一段はずしに成功!よっしゃ僕は一気にやるぞっ!ゴンッ!って...残念なことに。 

コマ回しコーナーも大盛況。ゲストティーチャーがお手本をお示しくださるも「オレはベーゴマだったんだよな...」と子どもたちと一緒に悪戦苦闘でございました。平成15年購入のコマ、こちらもレトロ感満載でした。

お手玉遊びは女子に人気でしたね。手に伝わってくるお手玉の感触が何とも言えないご様子。「片手でやってみますよ!」ってチャレンジした結果、お手玉が思わぬところに飛んで行ってしまってこの表情...。

奥の方ではあやとりに、おじさんも奮闘しておりました。さすがはゲストティーチャーのおばあさま、ホイホイと指先を器用に操り技を伝授してくださいました。できたよ!って笑顔が素敵ですね。さらに2人あやとりにもチャレンジして優しい時間が流れていました。

こちらけん玉コーナー。本当のお孫さんに技を披露して、すごいおじいちゃん!の称賛をいただいたご様子。それを横目で見ていた男子児童、けんを逆さまにしてチャレンジしたら1回目で見事に成功しちゃって...。これにはおじいちゃんもビックリでございました。しかしながらけん玉をするときのこの姿勢、足腰も鍛えられそうですね。絶妙な重心バランス!

こうして大先輩から2時間たっぷりと素敵な遊びをレクチャーしていただきました。電気を使わない遊びって大事ですね。体も頭も心もフルに働かせて活動したので子どもたちは大満足。よって、誰から言われることなく、自然と大先輩に「楽しかった!」「またやりたい!」「また来てください!」「ありがとうございました!」と伝えていました。

ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。引き続き、子どもたちへのご声援をよろしくお願いいたします!

 

3年生、クラブ活動を見学!

4年生以上で編制しているクラブ活動。今日は、間もなく4年生に進級する3年生が、クラブ活動って何?どんな活動をしているの?ということで、クラブ活動事前見学会を開催しました。まずは「テーブルゲームクラブ」の会場へのご移動。軽やかな足取りでわくわく感が伝わってきます!

今日は、それぞれがやりたいカードゲームを持ち寄っての活動とのこと。多彩なカードゲームで盛り上がっていました。けっこう頭を使うよ!おもしろいよ!と優しく声をかけ、退室する後輩に優しく手を振る先輩の姿が素敵でした。

こちらは 「自然科学クラブ」。6年生リーダーがこれまでの活動内容について、火を使ったり、オーブンを使ったりしてさまざまな実験?を行ってきたとのこと。今日は「わりばし&ゴムてっぽう」づくりにチャレンジしていてゴムの飛ばし合いをするのだそう。てっぽうの仕組みに興味津々の3年生、クラスでやってみたい!の声があがっていました。

続いて体育館へ移動して「運動クラブ」の見学へ。前半のサーキットトレーニングが終了し、後半のドッジボールが始まるところにお邪魔しました。 4年生が果敢に6年生に勝負を挑む姿、それに対して容赦のない6年生のスローイング...。先輩方のスピード&パワー、そして本気・熱気を体感することができたようでした。

こちらは「料理・手芸クラブ」。本日は針と糸を手にしてティッシュケースづくりにチャレンジしていました。先輩が集中している様子を間近で見ようとぐいぐい近づいていく3年生、凄い!上手!と感想を述べていました。そんなに見つめないで!と言いながらもオリジナルティッシュケースを完成させることができ、それはそれは大満足の先輩方の姿も印象に残りました。

最後にうかがったのは「イラストクラブ」。まずは6年生からクラブの紹介。持参した本や端末を利用して自由に制作活動を行っていました。渡り廊下に作品は掲示していることを知っている3年生、こうして描いているのか!うますぎる!ホンモノみたい!の感想を述べていました。 

最後に6年生リーダーが「クラブ活動では毎回振り返りシートに自己評価をしていて、4つの力を発揮できたか?をチェックしています。3年生も好きなクラブに入って、4つの力を発揮しながらクラブ活動を楽しんでくださいね!」とお話しくださいました。「来年はいないけど、3年生も楽しく活動して欲しいです!」と話してくれた6年生リーダーの立ち姿、格好いいです!

「そう言えば、去年の今頃、同じようにクラブ活動の見学したよね!」って話しかけたところ「そうなんですよ。1年って本当に早いんですよ...」としみじみ返してくれた4年生の姿も印象に残りました。「僕らももう5年生か...」とのこと。3年生のために実施したクラブ活動見学会ですが、子どもたちにとっては意外と感慨深い行事となったようですね。

こちら教室に帰ってきた3年生。「みんな真剣にクラブ活動見学ができたのでよかったと思います」という振り返りともに、「私は◯◯クラブに入りたい!」「オレもう決めたもんね!なー!」「いや、けっこう迷ってる」との会話が弾んでいました。4月が待ち遠しくなりましたね!

学校保健委員会、子どもたちの健やかな成長を願って!

2月2日(金)、学校保健委員会を開催しました。前編は4・5・6年生と保護者の皆様が対象。いつも学校給食でお世話になっている常磐学校給食共同調理場栄養教諭の新妻佑美先生より「望ましい食生活について~成長期に必要な栄養について~」をテーマにご講義いただきました。

こちら5年生のワークシート。子どもたちは自分の健康に関係する大事なお話!と理解できていたようですね。健康を支える3本柱とは?なぜ食事が大切なのか?食事のメニューには?食事が活力ある生活とどう関係しているのか?そして具体的な実践事項を決めた様子がうかがえます。子どもたちの学びを共有していただければ幸いです。

会の運営は保健委員の子どもたちが担いました。ご苦労様でした。そして豊富な資料をご準備し、心に働きかけるご講義をしてくださった新妻先生、ありがとうございました。

後編は、新妻先生とともに学校歯科医の菅原勝人先生、学校薬剤師の堂腰尚子先生をゲストにお招きし、本校職員が子どもたちの健康課題、特に肥満についての学習会を開きました。

まず、本校養護教諭から本校の現状について発表を行いました。「データ上、コロナ禍において肥満傾向が急増し、現状はほぼ横ばいで進行中、軽度から中度に進行している状況」とのこと。そして改善に向けて朝ランや体育の授業等による運動習慣づくり、食育の授業等に取り組んでいることを紹介しました。

その後、菅原先生からは、よく噛んで食べることが虫歯だけでなく肥満の予防にもつながること、子どもの立場を尊重した声かけの大切さ等についてご助言いただきました。また、堂腰先生からは、高血圧・糖尿病・高脂血症等の生活習慣病に携わってきたご経験から、子どもの頃からの食生活が大切とのご意見をいただきました。

新妻先生からは、朝食を見直そう週間でのアンケート結果も踏まえて改めて本校の子どもたちの食生活に対するご意見等をご教示くださいました。

各先生方のお話しをお伺いして、子どもたちが大人になったときの健康は今がベースになっていくこと、食事を大事にした生活習慣を大人がしっかりリードしていくこと、特に朝食は一汁三菜=和食に注目していくこと、そして子どもたちにとって食事場面での団らんがとても大事であること、学校と家庭の連携の仕方等々、重要な知見を見出すことができました。

子どもたちの健康を支えるのは私たち大人!の自覚を再確認し、貴重な学びを得ることが出来ました。ご指導くださいました先生方に改めて御礼申し上げます。そして、1年前からこの日を目標にして、子どもたちの健康のために毎日力を尽くしてきた養護教諭にも大きな拍手を!