センターの研修等

経験者研修Ⅰ(小・中・幼稚園教諭、養護教諭)〈全体研修〉

 4月22日(月)に、経験者研修Ⅰ(小・中・幼稚園教諭、養護教諭)〈全体研修〉が実施されました。

 はじめに、総合教育センター所長から「教職5年教職員としての心構え」について講話がありました。経験者研修Ⅰを受講する教職員に求められる教員としての素養や専門性について、全体で確認しました。

  次に、いわき市教育委員会学校教育課管理主事から「教職員としての服務・勤務」について講義が行われました。服務義務を守ることが自分を守り、家族を守り、そして子供たちを守ることにつながるということを、事例を通して学ぶことができました。

 その後は小・中学校教諭、養護教諭、幼稚園教諭の各分科会に分かれて講義・演習が行われました。研修の進め方や授業づくり、保健室経営や学級経営について、演習を通して理解を深めることができました。 

 研修者の中には2校目、3校目を経験されている先生も多く、そうした経験や強みを生かした1年にしていただきたいと思います。

校長実務研修①

 4月17日(水)、学校管理運営の知識及び情報等の習得や問題解決能力に関する研修を行い、本市教育の推進を担う校長としての資質の向上を図ることを目的に、校長実務研修①を実施しました。

 はじめに、学校教育推進室長よりあいさつをいただきました。いわき市の教育に関する主な取組みをもとに教育施策に関わる貴重なお話をいただきました。

 次に、「いわき市の教育とその課題」として学校教育課長から講義を行いました。これまでの経験をもとにしたお話など、実務の参考になる貴重な時間となりました。

 続いて、学校教育課管理主事より「学校管理と1年間の実務の見通しについて」と題して講義がありました。1年間の業務について見通しをもつことができました。

 「学校予算面から見た現状 ~光熱費・施設設備費 他~」を学校支援課施設計画係長よりお話いただきました。予算の現状を把握して経営していく必要性を改めてとらえることができました。

 最後に、特別支援教育の組織的な支援の充実に向けてと題した講義を総合教育センター教育支援室長から行いました。

 今回の学びを学校経営にいかしていただければと思います。ご活躍を願っています。

教頭実務研修①

4月15日(月)、管理職としての職務を理解し、学校教育全般に対する具体的な方策をもって教職員をリードする力量を身に付けることを目的に、教頭実務研修①を実施しました。

はじめに、あいさつを教育部次長兼学校教育推進室長からいただきました。いわき市における教育に関する主な取組みなど、市全体に関わるお話をしていただきました。 

続いて、文書管理・管理全般について管理主事より講義を行いました。

続いて、指導関係についての講義を、学校教育課指導係長から行いました。

3つ目の講義は「特別支援教育について」です。いわき市総合教育センター教育支援室長より行いました。

最後に、総合教育センター研修事務について講義を行いました。

参加した教頭先生方、これからのご活躍を期待しています。

部活動指導者研修

 4月15日(月)、部活動指導者研修が行われました。

 いわき市教育委員会学校教育課指導主事より、今年度の部活動運営における指導上の留意点について講義がありました。児童生徒の健康面、先生方の健康面を考慮し、休養日を必ず設けることや、いわき市の部活動運営方針の確認などを行いました。

 続いて、「よりよいチームをつくるためのコーチング理論」と題して、オリンピック競技のアーティスティックスイミングチームのメンタルトレーナーなどを行っている、S"om代表 松下信武先生による講義を行いました。

 

 先生方の悩みや疑問点について、松下先生の豊富な知識と経験を基に、具体的で的確なアドバスを多くいただく研修となりました。プレッシャーを取り除くのではなく、プレッシャーを受け入れ、自分のできることに集中して取り組むことや、失敗から学ぶなど、多くのことを学びました。これからの部活動指導に役立てていきたいと思います。

初任者研修・新規採用養護教諭研修(一般研修①)

 令和6年度、いわき市内に配属された研修対象初任者64名(小学校50名・中学校14名)、及び、新規採用養護教諭4名(小学校2名、中学校2名)が当センター教職員研修室に集い、一日研修が実施されました。

 はじめに、当センター所長より、「初任者・新規採用者研修にあたって」の講話が行われました。

 次に、いわき市教育委員会学校教育課管理主事より、「教職員としての服務・勤務」の講義が行われました。

 午後は、いわき市立中学校主任主査より、「社会人としてのマナー」の講義がありました。

 次に、いわき市スクールカウンセラーより、「教職員のメンタルヘルス」の講義がありました。

 その後、初任者と新規採用養護教諭が別々の会場に分かれて研修を行いました。

【初任者】「教師としての子どもの見方・とらえ方」

【新規採用養護教諭】「保健管理の在り方」

 情報交換を適宜行い、初任者・新規採用養護教諭同士の交流も深めながら研修を進めました。

 初任者・新規採用養護教諭一人一人が指導力・人間力を高めながら、いわきの子どもたちのために持てる力を存分に発揮してくれることを願いつつ、今後もいわき市教育委員会一丸となってバックアップして参ります。

初任者研修〈授業研修④〉

 1月25日(木)初任者64名を対象とした初任者研修〈授業研修④〉が行われました。今年度最後の初任者研修のテーマは「教職2年次に向けての振り返り」でした。授業面について、1年間の研修の成果や課題について、自身のキャリアステージと照らし合わせながらの自己分析を行いました。

 研修者それぞれが、自分が成長した部分、解決すべき課題について自己を分析し、2年次へ向けての見通しについてグループで共有しました。

 また、今年度、初任者を指導していただいている指導教員の先生から、「1年間の研修を振り返って」の講義があり、ご自分が初任だった頃の経験談を交えながら、今後の成長に向けての自身の見取りの視点や心にとめておくべきことなどについてお話しいただきました。

 「学び続ける教師」として、2年次以降も自己を冷静に分析し、自分の強みと課題を意識しながら、子供たちのために、研究と修養に努めていってほしいと思います。

 

教職2年次研修〈教科等指導研修〉

 1月23日(火)に教職2年次研修〈教科等指導研修〉が行われました。午前は中学校の先生、午後は小学校の先生を対象に行いました。

はじめに、小グループに分かれて研修者が1年間かけて行ってきた「課題研究」の成果と課題についての発表・協議を行いました。小グループのメンバーは担当学年や教科が違いましたが、共通の課題があったり新たな視点が得られたりと、有意義な協議になりました。

  その後は、いわき市総合教育センター研修調査室室長による講義「基礎形成期の課題とその解決に向けて」が行われました。子どものウェルビーイングを高めるための教師の在り方について考えを深めることができました。自身の強みと課題を可視化・自覚化することで、次年度へ向けた目標を意識することができたようです。

教育研究発表会

1月19日(金)、いわき市総合教育センター、文化センター、体験型経済学習施設(エリム)を会場に、令和5年度教育研究発表会が行われました。

 

第一部では、各部会において調査研究委員による2年間の研究実践の発表や協議が行われました。昨年度の成果と課題を踏まえた、研究実践や事例研究について、資料を交えながらわかりやすい発表が行われ、参加者の感想からも充実した発表となっていました。

 

第二部では、「『学級集団を作る』~子どもの非認知能力を育成する教師のソーシャルスキル~」と題して、早稲田大学教育・総合科学学術院の河村茂雄教授による講演が行われました。これからの社会で必要とされる、非認知能力を育成するための学級集団作りについて、豊富な分析データや事例を交えながら、わかりやすくご講演いただきました。参加者からも「大変勉強になった」「学校で実践したい」など、有意義な時間となりました。いわき市の児童生徒のため、みんなで「わくわくする学級・学校」を目指していきましょう。

学校司書地区別研修会②

 1月16日(火)に赤井小学校ほか6つの小中学校を会場として、学校司書の地区別研修会を実施しました。

 各地区の学校司書が、学校図書館の活性化、読書支援、学習支援に向けての有効な取組について、情報交換や演習などを行いながら、知識やスキルの向上を図りました。

 卒業式に向けて、学校図書館から卒業する児童生徒への贈り物について、それぞれの学校司書がアイディアを出し合っていました。

 

 廃段ボールを使ってのブックスタンドづくりの様子です。学校図書館の中にも、SDGsの取組が見られます。 

 学校図書館としてできる様々な支援について、資料を持ち寄って、日頃の実践をして共有しています。

 学校司書は、2回の地区別研修会を含め、研修会を年間10回実施し、各学校の読書支援、学習支援、先生方への授業支援に向けて取り組んでいます。ぜひ、今後とも多くの学校でご活用いただければと思います。

プログラミング教育研修(基礎)

 1月15日(月)~1月17日(水)の3日間、小学校の先生方(各学校1名悉皆)を対象に、プログラミング教育研修が行われました。

 前半は市教委学校教育課の指導主事が「小学校理科におけるプログラミング教育」について、プログラミング教材「microbit」を活用して講義・演習を行いました。はじめて教材を操作する先生方も多く、文字通り基礎からじっくり取り組むことができました。

  後半は総合教育センター指導主事がプログラミング教材「スクラッチ」を使用して研修を行いました。教材で正多角形をかく活動をとおして、算数科の授業での活用方法について考えました。

 2つの活動から「なぜプログラミング教育が必要なのかについて理解を深めることができた」「まずは教師自身が操作してみることが大切だということがわかった」という感想が寄せられました。「microbit」「スクラッチ」を活用したプログラミング教育は各学校でも実施可能ですので、ぜひ挑戦していただきたいです。