こんなことがありました

わくわく「しごと塾」(4.5.6年生)

 25日(月)、4.5.6年生児童による体験学習が行われました。今回は、「匠と伝統にふれる小さな旅」と題し、ふれあい館をバスで出発し、差塩や永井に出かけてきました。
 最初に訪れたのは、差塩の(株)昊祗建築さんです。木の香りが漂う工房の中で、専務の鈴木秀典さんから、地元の杉材を使った仕事について実際に作業の様子を見せていただき、また仕事に懸ける熱い思いを語っていただきました。昔から伝わる建築技術を継承するために、今なお努力し続けている鈴木さんの生き方に、心を動かされた子どもたちでした。また、本校「おでかけアリオス」の講師でもある渡辺亮さんと田村緑さんに指導を頂きながら、鈴木さんから提供された杉の端材を使った音・リズムづくりにも取組みました。
 昼食後、上永井を経由し、語り部サークルの大木さんによる地域に伝わる民話を聞きながら、下永井の長徳寺さんを訪れました。住職さんにお話を頂き、後半は民話を聞いてイメージした妖怪のスケッチ活動を行いました。妖怪伝説への思いを膨らませて熱心にスケッチする子どもたちの姿が大変印象的でした。
 一日の活動を通して、自分の夢を追い続けることの大切さや伝統や誇りある三和町への思いを改めて感じた子どもたちでした。最後に、本活動にご協力いただきました昊祗建築の鈴木さん、民話サークルの大木さん、アリオススタッフの渡辺さん、田村さん、前田さん、小松さんに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。