授業改善講座

7月29日(水)は授業改善講座を実施しました。

 宮城教育大学教職大学院 教授 吉村 敏之先生を講師として、「主体的・対話的で深い学びの実現にむけた授業の創造 ―林竹二の遺した事実に学ぶ―」の題で講義を進めていただきました。 

 

 吉村先生の講義中には、林竹二先生の遺されたたくさんのキーセンテンスがありました。「教師の仕事は学ぶこと」「学んだ証は変わること」「授業を決定するのは教材でなく、教師」「授業とは、教師が厳しく組織して、子どもの内のかけがえのない宝にふれる仕事」「生命の畏敬の欠けたところに教育はない」などをもとに具体的にご指導いただきました。

  研修者からは「子どもの内面の変化や成長に、より一層目を向けながら、日々の授業づくりに取り組んだり改善したりしていきたい」「何十年前の資料であったが、『主体的な学び』にするためには、『深い学び』が必要であり、子どもの本質を見取ることが大切なのは今の教育も同じであると思った」「多忙化の中でも、授業の中で子どもたちの心を耕すことが重要だと感じた」「大学時代に学んだ林竹二先生の実践や教育論が、教職について時間を経た今、実感を伴って、その素晴らしさと深さを感じた」等の感想が寄せられました。 

 子どもたちの事実から学び、授業改善に取り組んでいきたいと思います。吉村先生、ご指導ありがとうございました。