1・2年生の和紙作り体験活動 その2「紙漉き」

本日1月28日(金)5・6校時は1・2年生で紙漉き体験をしました。

 

先週の「楮(こうぞ)刈り」に続く、遠野和紙の体験学習の第2弾です。

 

講師の先生から説明をいただき、遠野和紙はもちろん、県内の和紙の概要や生活の中の和紙など、和紙についての基本知識を教えていただきました。

先週、刈り取る体験をした「楮(こうぞ)」と、

オクラににたトロロアオイという粘り気のあるものを混ぜたものが

和紙の原料となっているそうです。

それを「舟(ふね)」でよく混ぜ合わせ、「漉桁(すげた)」を

沈めて原料をすくい・・・・・・という動作を数回。

講師の先生からも生徒たちのセンスのよさをほめていただきました。

折り紙をちりばめてオリジナル和紙を作る生徒もいました。

校長先生も挑戦です!

週末から月曜、火曜あたりにかけて天日で乾燥しきるのを待ちます。

どんな作品となるか楽しみです!

 

残念ながらデジタル化の流れで「洋紙」に押され、「和紙」は衰退の傾向があり、大事に守らないと消えてしまいかねない貴重なものとなっていることを講義の中から感じました。

 

地域に住む一員としてこうして体験をしていくことで何かを感じ、それがつながって・・・・・・この時間こそがかけがえのない貴重なものなのだと思います。

 

講師の先生方、貴重な学習時間をありがとうございました。