こんなことがありました

今日の夏井っ子2(終業式)

子どもたちにお話しした校長式辞の一部です。

子どもたちは「いっしょうけんめい」に聞いてくれました。

(前半省略)

最後は、いっしょうけんめいの話をします。(なついの「い」)
校長先生が夏井っ子を見ていて「すごいなあ」と思ったことがたくさんありました。その中から3つ紹介します。
ある子は、走ることがとても苦手でした。なかなかリズムにのって上手に走れません。もちろん速くも走れません。でも、少しずつ練習を続けていたら、上手に走れるようになってきました。すると友達から「すごいね」と言われました。そして校庭に出て行くのが前より楽しくなってきました。
また、算数が苦手な子が、宿題を「めんどうだな」とさぼっていました。すると算数の授業が、わからなくなって、とてもいやな辛い時間になりました。「これではいけないな」と思って、時間はかかりましたが少しずつやるようになると、前よりも授業がわかるようになってきました。先生に「すごい!」とほめられました。その子はうれしくてなって、前より少しだけ算数が好きになりました。
最後に、こんな話をききました。ソフトボールが得意な子がいました。いつもの練習はきちんとやっていました。でも、試合では自分で思ったようには活躍できませんでした。そこで、全体練習のほかに、自分で考えて練習メニューを決め、自主練習をするようになりました。すると、誰よりも試合で活躍できるようになってきました。ソフトボールは得意だと思っていた自分でしたが、得意の上には、もっと上があることを知りました。

これらは、難しい言葉で言うと、「成長」といいます。わかりやすくいうと「できなかったことができるようになる」「小さかったものが大きくなる」ことですね。
ここでの成長は、「心の成長」です。前の自分より粘り強くなったり、がまんできたり、続けられるようになったりすることです。みなさんは、2学期どんな心の成長があったかな。
このあと、3人の代表発表がありますから、よく聞いて参考にしましょう。

式辞の後の3人の代表児童の発表も集中してきいていた夏井っ子。

発表内容、態度ともにとてもすばらしいものでした。

どんな話だったかは、ぜひお子さんに聞いてみてください。